涙の女王 第13話(ネタバレあり)

韓国ドラマ

ヘインの3つの秘密

最後の休日。遊んだ帰り、電車を待つ二人。。。

ヘイン:手術の前に引っかかりを無くしたい 何かに引っかかるのが嫌いなタチなの

ヒョヌ:何かひっかかることでも?

ヘイン:実は秘密にしていることが3つある

ヒョヌ:3つも?

ヘイン:発つ前に1つずつ教えてあげるわ

ヒョヌ:言ってみて

ヘイン:あなた。。。このMP3だけど。。。私のよ ここにHってあるでしょ ヘインのHよ 留学のために退学した日に落としたMP3が ここにある。。。

ヒョヌ:。。。まさか

ヘイン:そのまさかよ

ヒョヌ:ウソだろ

ヘイン:ウソみたいなことが起こったの あなたにとって私は単にすれ違った人だろうけど

ヒョヌ:いや、待てよ 僕の話を聞いて。。。

ヘイン:おびえないで 怒ってない 私は昨日の私じゃないの 生まれ変わるから これからは何でも前向きに捉えるわ

ヒョヌ:そうか

ヘイン:これは私たちの歴史の証しよ そういう前向きな事実に集中する

ヒョヌ:いいね

ヘイン:私たちにも映画みたいなプロローグがある あの時校庭で。。。”こんなイケメンいた?””この子と離れるなんて恨めしいわ”そんな風に思ったの

ヒョヌ:黒い靴。。。君は。。。黒い靴を履いてた 白い靴下で肌は抜けるように真っ白で、髪形はこのくらいの高さに結んでた

ヘイン:当時、ポニーテールだった

ヒョヌ:一目見て ”千年に一度の理想の子”。。。翌日から君を探し回ったんだ 名札が見えなかったから。。。

ヘイン:本当?

ヒョヌ:シンデレラじゃあるまいし、MP3を残して消えたんだ そんな僕たちが再会して結婚もして。。。離婚もしたけどね まさに史上最高の運命のプロローグだ

忘れられない出会いの相手は、お互いにヒョヌとヘインだったのだ。

クイーンズ百貨店のクリスマスのリハーサルでは

ヘイン:秋に雪を見るなんて

ヒョヌ:願いがかなって、初雪が見られた

ヘイン:確かに 運気が上がってきたのかな 初恋が実っちゃうかも

ヒョヌ:そのための雪じゃない

ヘイン:そうかしら、かないそうなのに

ヒョヌ:一体、どんな野郎だ いまだに忘れられないとは

ヘイン:。。。あなたに言ったら図に乗りそうだから、黙ってるつもりだったの 2つ目の秘密

ヒョヌ:何?

ヘイン:372番のバスでしょ

ヒョヌ:何が?

ヘイン:以前の。。。通勤バスよ

ヒョヌ:ああ そうだ

ヘイン:いつも最後尾の窓際だった

ヒョヌ:そうだ なぜ知ってる?

ヘイン:なぜだと思う?

ヒョヌ:?

ヘイン:あなたの乗ったバスをつけて何度も川を渡ったわ ラッシュだから往復1時間かかった

ヒョヌ:どうして?

ヘイン:”バス停の君”は372番のバスに乗ってたの 彼はあなたよ

ヒョヌ:うん。

ヘイン:本当にソウル大卒?

ヒョヌ:。。。僕? ”バス停の君”は僕?

ヘイン:ええ あなたよ

ヘインの初恋の相手の話はヒョヌのことだった。

病院に向かう車の中で、思い出す。

ヒョヌ:3つ目は?

ヘイン:何?

ヒョヌ:手術前に3つ話すことがあると まだ2つしか

ヘイン:それね 3つ目は。。。ヨンスク

ヒョヌ:ヨンスク? 屋上のタヌキ? 一度も現れなくて 本当に見たことがないんだ それが?

ヘイン:ウソよ 屋上にいるわけないでしょ 

ヒョヌ:。。。4年もだまされてた 屋上に行くたび探したのに

ヘイン:おバカ

病院に着いて、ヒョヌは 僕も君に言ってないことがある と術後に記憶を失うことを、ヘインに打ち明ける。。。

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