叔母ちゃんの話②

家族のこと

久しぶりに叔母ちゃんに会いました。

祖母のお見舞いに行く時は、叔母ちゃんも車に乗せて行く事がありましたが、祖母が亡くなってから、めっきりと会う回数が少なくなって、気にはなるものの、叔母ちゃんには娘もその孫もいるし、私が娘みたいに「叔母ちゃん、叔母ちゃん」て言うのもなぁなんて、少し躊躇してました。

ふと時間ができて、休みの日に珍しく私達家族4人揃ったので、最近家を建て替えた、でもまだ見に行ってない、叔母ちゃんのとこ行こうか!って。叔母ちゃんは私の娘達も可愛がってくれるので、娘達も喜んで。

久しぶりの叔母ちゃんとの食事。いつも美味しいものをご馳走してくれる。(この歳になって恥ずかしいけど)帰りに改築した家に入らせてもらい、叔母ちゃんの娘、いとこの事、

元気してるの?

え?あ、うんうん。

なんかおかしい。。しつこく私が聞いたら、

実はな、寝とんねん。て。

え?

脳卒中で倒れて、何度も大きい手術をして、一命は取り留めたけど、寝たきりになっていると。横で叔父さんも泣き出してしまい、私も涙が止まりませんでした。

小さい頃から、長い休みには一緒に過ごして遊んでいて。そんな事になるなんて。一緒に歳をとると思ってたから。だんだんと歳をとる叔母ちゃんの文句を一緒に言いながら。。字がとっても綺麗で、お礼とか礼儀正しくて、私がなかなか赤ちゃんが出来ない時に、有名なお寺に行ってお守りを貰って来てくれたり。とっても気が利くいとこ。会いたいって言われてたのに、なんで会わなかったんや。

最近は目で追ってくれるねん。手も握ってくれるんや。逆に元気もらって帰って来るねん。と。

”お金のなる木”。お墓参りでいとこに会った時、亡くなったお婆ちゃん家から植え替えたのを、植木鉢で分けて持って来てくれました。枯らしてしまうわーって言ったら、育て方の説明書まで付けてくれて。お婆ちゃんお金持ってたやろ。縁起ええで。って。

それなのに、言った通り枯らしてしまって、ごめん。って思ってたけど、嘘みたいに、ニョキニョキ目が出だして元気を取り戻したよ。なんか時期が重なって、こんな事あるんやと不思議な気持ちになるけれど、もう枯らさないって、せっせと水あげてるねん。きっと元気になるって。

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