叔母ちゃんの話①

家族のこと

祖父や祖母が施設や入院してる時のお世話は、私の母が亡くなっているので、ほぼ叔母ちゃんがしていました。母が亡くなる前に迎えに来てくれた母の妹。私にとっての叔母ちゃんです。母が亡くなる前も後も、何かと私の事を気にかけてくれる叔母ちゃん。人懐こくなく、甘え下手な私ですが、叔母ちゃんだけは何故か別でした。お互いに三人兄妹の真ん中だからか、真ん中はほったらかしにされがちだからと。上は初めての子で可愛がれ、下は小さいから可愛いと。真ん中はちょっと捻くれて育つ。だからか、叔母ちゃんはいつも私の気持ちを察してくれて、なんか昔から馬が合う。

祖父母も元気で、母もいた頃、叔母ちゃんとこの子供、いとこ。よく三宮で待ち合わせをして、皆でご飯を食べて、お茶をして、楽しかった子供の頃の思い出。会うとすぐ私達三人の所に来て、手を握って「元気してたか?」って。父がいない私達を不憫に思ってくれていたのでしょう。最初はお兄ちゃん。次に妹。最後は私。でもこの最後は嬉しかった。必ず私の所に来てくれると言う信頼感安心感。最後でも特別な感じがしました。

母が亡くなってからは、祖父母が親代わりに。その縁の下の力持ちになってくれたのが、叔母ちゃん。

母の事を、「お姉ちゃんは可愛がるだけ可愛がってもろて、私に全部押し付けて」笑いながら言う叔母ちゃんの口癖。

何かあったら飛んで行くからね。

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