逝く人、残される人
ヒョヌとヘインがカップ麺を食べようと、3分待っている間。
離婚を考えているヒョヌ。ヘインが余命宣告されて、ヒョヌの気持ちに変化が起きていく。。
(もし私(ヘイン)が死んでも)
「たぶん誰も泣かないわ。あなたが泣いて。約束よ」
「僕に泣いてほしい?」
「気持ちは半々よ。悲しんでほしいけど、あまりにも悲しむのは嫌。永遠に忘れないのは重荷だけど、すぐ忘れたらムカつく」
「どうしろと?」
「そうね。私の死を惜しんでほしいかな。私がいない世の中を嘆いてほしい」
「やめろ・・・」 「3分経った」
遺言状を作り直すと言うヘインに
「今はダメだ。絶対に。あとで、君が完治を宣言された時に作り直して」
「今は・・・食べよう」 「3分過ぎた」
先に逝く人の言葉。
残されてしまう人の気持ち。
大切な人をなくすと、本当にこの世の中にはいないんだ。
どこを探しても。
その現実に打ちのめされる。
大切な人がいない世の中を嘆いた。
大切な人が亡くなっても、普通に流れていく世の中に嘆き悲しんだ。
残された私たちも本当にそんな気待ちだった。
涙が出た。
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