土日の食事は夫さんに一任している。
何でもいい。買って来ても。頼んでも。文句は言わない。
昔、母が亡くなって、残された兄妹三人。毎日の食事を作ること。これが大変だった。今の時代と違って、男の兄がするなんて考えはなく、私か妹。母が亡くなって間もない頃は一生懸命作っていたと思う。そこでも母のありがたみを痛感しながら。でも日が経つにつれ、初めの気持ちは段々と薄れて、それは毎日の 兄のご飯をどうするか問題に発展していく。正直、苦痛に思うようになっていった。
そんな経験から、私もいついなくなるかわからない。いなくなった時に娘二人と言えど、やっぱり食事の負担は掛けたくない。困らないようにと。自分の食べることは、少しぐらいは出来るようであって欲しい。
だから、土日の食事は夫さんに一任している。
何でもいい。買って来ても。頼んでも。文句は言わない。
でも、育って来た環境は大きい。少しはしてくれるようにはなったけど、鍋、焼きそば、唐揚げ、自分の好きな物。後はデリバリー。レシピまで見てするようにはなかなかなってくれない。こないだ買って来た惣菜は、衣から油が滲み出てくるようなミンチカツとカキフライのセットだった。
私は母の味の様な、煮っ転がしや、お浸しや、魚の煮付けとかが食べたい。
やっぱり、文句言うやんてるやん。
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