
📘 CSS初心者のみかおばです!
今回は、Webページの“箱(ボックス)”の基本、ボックスモデルについて学びましょう。
margin / padding / border の3つを使って、見た目の余白を整えます📦
📏 ボックスモデルとは?CSSの基本構造を図解で理解しよう
Webページの要素は、すべて「四角い箱」でできています。
その仕組みを理解すると、デザインの整え方がぐっとわかりやすくなります。
構成はこの4つ👇
┌───────────────┐
│ margin(外側の余白) │
│ ┌─────────────────┐
│ │ border(枠線) │
│ │ ┌────────────┐ │
│ │ │ padding(内側の余白)│ │
│ │ │ コンテンツ(文字や画像)│ │
│ │ └────────────┘ │
│ └─────────────────┘
└───────────────┘
💡これは「構造をイメージする図」で、コードではありません。
↔️ marginとは?外側の余白を調整するCSSプロパティ
要素の外側にできる余白を調整するのが margin です。
他のボックスとの間をあけたいときに使います。
.box {
margin: 20px;
}
👉 ボックスのまわりに20pxのすき間ができます。
上下左右の余白を個別に指定する方法
| 指定方法 | 例 | 意味 |
|---|---|---|
| margin-top | 10px | 上だけ余白 |
| margin-bottom | 20px | 下だけ余白 |
| margin: 10px 20px; | 上下10px・左右20px |
💡 単位は「px」「em」「%」など。中央寄せしたいときは margin: 0 auto; が便利です。
↕️ paddingとは?内側の余白を作るCSSの基本
ボックスの内側にできる余白です。
文字や画像と枠の間を広げたいときに使います。
.box {
padding: 15px;
}
👉 ボックスの中のコンテンツが、枠から15px離れて表示されます。
💡 padding は背景色の範囲に含まれるため、内側を広げると背景が広がったように見えます。
⬛ borderとは?枠線をつけて要素を区切るCSSプロパティ
ボックスの**ふち(境界)**を囲む線です。
.box {
border: 2px solid #333;
}
👉 2pxの黒い実線の枠がつきます。
💡 よく使うborder-styleの種類
| 値 | 意味 |
|---|---|
| solid | 実線 |
| dotted | 点線 |
| dashed | 破線 |
💡 border-radius を使うと角丸デザインにもできます。
💻 実際のコード例
HTML部分:
<div class="box">
<h2>ボックスモデルを理解しよう</h2>
<p>margin・padding・borderを使うと、見た目のバランスがぐっと整います。</p>
</div>
CSS部分:
.box {
background-color: #f9f9f9;
margin: 20px;
padding: 20px;
border: 2px solid #999;
border-radius: 8px;
}
👀 実際の表示結果
CSSで設定したボックスが、
周りに余白ができ、内側にもゆとりがあり、枠線で囲まれて表示されます。
(※Cocoonでは装飾ボックスを使っても同じような効果が出せます♪)
✅ margin・padding・borderの違いをまとめて復習!
| プロパティ | 役割 | よく使う目的 |
|---|---|---|
| margin | 外側の余白 | 要素と要素の間をあける |
| padding | 内側の余白 | コンテンツを枠から離す |
| border | 枠線 | 要素を区切る・装飾する |
💡 3つを上手に組み合わせることで、
読みやすく整ったデザインが作れるようになります💪
HTMLやCSSの基礎をもっと学びたい方におすすめ👇
📌 次回予告
【第8回】枠線をデザインしてみよう
→ border / border-radius を使って、角丸や色付きボックスを作ってみます🎨
🔖 この回で出てきたプロパティ



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