
【はじめに】 こんにちは、韓ドラ大好きみかおばさんです☺️ 今回は、Netflixで配信中の『いつかは賢いレジデント生活』について語ります!ここでは心に残ったセリフや見どころもご紹介🙌視聴後に読みたい方におすすめです。エピソードごとに追加していくので、読みたいところをクリックしてください。よろしくお願いします💕
⚠️ネタバレあります!まだ観てない人はブクマして後で読んでね✍️
ざっくりあらすじ
舞台は韓国の病院🏥 レジデント(研修医)として働く若者たちが、失敗しながらも成長していくストーリー。医療系って難しそう?って思うかもだけど大丈夫。会話も自然でテンポよく進むので、韓ドラ初心者にもおすすめ◎
Netflix
出演する方々(随時追加あり)
| 俳優 | 役名と役柄 | ひとりごと♡ |
![]() コ・ユンジョン | オ・イヨン ユルジェ病院産婦人科レジデント1年目 | 『ムービング』!ほんまめちゃくちゃ可愛い〜♡♡♡! |
![]() シン・シア | ピョ・ナムギョン ユルジェ病院産婦人科レジデント1年目 | はじめまして☺️ |
![]() カン・ユソク | オム・ジェイル ユルジェ病院産婦人科レジデント1年目 | おぉ!!『おつかれさま』のウンミョーン!!上手やった〜!推す〜! |
![]() ハン・イェジ | キム・サビ ユルジェ病院産婦人科レジデント1年目 | この方もはじめまして☺️ |
![]() チョン・ジュンウォン | ク・ドウォン ユルジェ病院産婦人科レジデント4年目 | この方もよくお見受けするバイプレイヤー!! |
![]() イ・ボンリョン | ソ・ジョンミン ユルジェ病院産婦人科教授 | この方も面白い役いっぱい! |
【第1話 あらすじと名セリフまとめ】

舞台は、ユルジェ病院の分院・鍾路ユルジェ病院の産婦人科。
そこに新しく配属された4人のレジデントたちは、想像していた理想と現実のギャップに戸惑いながらも、命が生まれる瞬間に立ち会い、少しずつ医師としての一歩を踏み出す。
24時間体制で目まぐるしく変わる日々の中、患者さんやその家族、そして頼れる先輩医師たちとの関わりを通して、彼らは医師として、そして一人の人間としても成長していく。
“産婦人科 1年目医局” 初日・・・
キム・サビです
「昨年 ソ教授の⸺機械学習を利用した 子癇(しかん)前症予測の論文を読み この科に興味を持ったんです。その後に読んだ 胎児プログラミングの論文で 産婦人科に決めました」
「同意書に署名をもらうのが 得意なの」
「まじめに生きることと、がんが再発することは関係がありません」
ピョ・ナムギョンです
「気難しそうに見えて 実は気さくなので 仲良くしてください」
「無事に出産できます。私を信じてください」
「そうじゃなくて…先生のほうが心配です」
オ・イヨン 28歳です
ソ教授:「私のあだ名が “鬼ババア”だと聞いた?手袋を2つも使って。大変だったわね」
ソ教授:「新人 何をしてるの?ティッシュじゃなくて ガーゼよ。気が抜けてるわね。それも分からない?どこで習ったの?今すぐ出ていって。この場を離れなさい。動かないで 微動だにせず見てなさい!」
ソ教授:「硬膜外麻酔も してないのに、子宮口全開の妊婦が明るく笑ってる。むしろ私の怒りが全開だわ」←うまい!🤣
はじめまして。28歳のオム・ジェイルです
「芸名は“オムJAY” 勉強は苦手ですが 体力ならあります。一生懸命 頑張ります お手柔らかに」
ダヘ先生:「大動脈解離の患者が前に立ってると?ふざけないでよ まったく。怠けるほうがマシです。フットワークが軽すぎる。いつも忙しい。患者を診て聞いて書いて。また診て聞いて書くけど、全部 間違ってます。彼の長所は、”頑張ること”。欠点は、”頑張ること”」
ダヘ先生:「大動脈解離の次は 頭蓋骨骨折?昨日 手術を受けて ずっと横になってたのに?なぜ頭蓋骨を骨折するのよ?一体どうやって?ここまで言いたくないけど あなたは鼻水が出ない?誰だって 鼻水くらい出るでしょ?私も あなたも出るわ。患者も医者も看護師も みんな出るの。人類なら 鼻水は出るものなのよ!いいかげんにして!」←😂😂
同意書にサインをもらうことに、やりがいを感じているサビに、ドウォンは言う。
ドウォン:「競争でもしてるのか?何のために?家や学校なら 1位を褒めてくれるけど ここは病院だ。患者が望むことを考えて 行動すべき場所だ」
ク・ドウォン役のチョン・ジュンウォンさんは、イヨンの彼氏?義兄の弟なだけ?はじめは、「ん?」おもたけど、やっぱりこのバランスがいいんよなぁ…と。もう、ソ教授から注意されてる辺りから、かっこよく見えてきて、チョン・ヘインや〜ん😍(違う??)
ジェイル:「慣れてないので⸺朝4時から午後3時まで 毎時間 確認しました。バイタルと排液量は正常です。でも念のため 血液検査に回しました」
ダヘ先生:「朝4時から?」
ジェイル:「はい。最終的に脱水と判断し、輸液をすべきだと考えています」
ダヘ先生:「そうして オム・ジェイル先生」
ジェイル:「はい 分かりました」
ダヘ先生:「どこへ?」
ジェイル:「患者さんに説明を」
ダヘ先生:「処方してから行ってよ」
“1年目”
“1年目 オム・ジェイル”
ダヘ先輩が、電話番号の登録に、”1年目”から、“1年目 オム・ジェイル”って、名前を入れてくれたところ。ジェイル、急成長やん。めちゃ応援したい。いい味出してます〜。そやけど、元アイドルって🤭早く皆んなで、食事行けたらいいね〜😁
妊婦:「我慢できません」
イヨン:「どうしよう ダメよ。ダメ ちょっと待って。止めて 手袋を・・・・産まれた」
やっぱり出産シーンは自然と涙が…ユンジョンちゃん、社会的に適合しない役柄らしいけど、このシーンも上手やし、みかおばごとですが、2回目の出産があわやこんな感じだったので、お医者さんからすると、大迷惑だったのかも?と、涙と共に反省しました😅
イ教授:「分かってるのね」
イヨン:「すみません」
イ教授:「神に⸺感謝しなさい」
イヨン:「感謝?」
イ教授:「母子共に無事だった」
イヨン:「はい」
イ教授:「二度とミスしないで。次は・・・鬼ババアが登場するわよ」
愛ある言葉。イ・ボンリョンさんもいろんな役をされる方。めっちゃ好き。微妙に笑ってるように見えるところが良かった。
冒頭のラ・ミランさんの特別出演👏「賢い医師生活」のメンバーとは、仕事に対する考え方や人との付き合い方とか、時代のせいか、違いもあって、それはそれで楽しませてもらえそうです。
【第2話 あらすじと名セリフまとめ】
産婦人科1年目レジデントたちは、慌ただしい日々を送る。彼らは知識やスキル不足に悩みながらも、現場での経験を通じて成長しようと奮闘する。
イ教授が、レジデントの“逃亡”が起きやすいタイミングを語る。
イ教授:「レジデントたちの逃亡。3週目が一番危ういの。逃げても惜しくないし。同期とも それほど親しくなれてない。前兆が現れてる。引き留めるのよ。大切な人材なんだから」
まさにその言葉通り、イヨンは手術の現場で“縫合”を断ってしまい、ミョン先生にきつくあたられる。
ミョン先生:「仕事ができないのね」
「分かってないわね」
「頭を使わないと」
「辞める気かしら」
ジェイルは元気いっぱいだが、またしても天然炸裂。腹水が溜まった患者・ヨムさんを妊婦と勘違いしてしまう。
ジェイル:「僕がお手伝いします こちらへ。産科です」
ヨム・ミソ:「妊婦じゃないわ」
このひと言がきっかけで、患者対応はナムギョンが担当することに。
ナムギョンは手一杯、ジェイルはやることなし。
一方サビは、患者との距離感がうまく掴めず苦戦中。
妊婦:「痛がってるのに “仕方ない”?医者が言うことですか?こんな所で産めない。こんな人は 医者になっちゃダメです」
サビ:「医学的観点から判断すると 私は間違ってません」
正しいことを言っているはずなのに、全然伝わらない──それが今のサビの課題だった。
ジェイルがイヨンに声をかける。
ジェイル:「どうした?」
イヨン:「怒られてた。嫌われてるみたい」
ジェイル:「ミョン先生?後輩いびりで有名らしい」
ミョン先生から手術室の確保を指示されたイヨンだったが、産婦がなかなか現れない。ようやく来たと思ったら“急患”ではなく、
ミョン先生:「無痛分娩でお願いします」
という展開に。
ダヘ先生からの電話に期待をかけるジェイルも…
ジェイル:「僕が行って…」
ダヘ先生:「必要ないわ。何かあったら連絡する」
また出番なし…という切なさ。
サビは、患者への謝罪のタイミングを逃し続け、ついにコン先生から叱責される。
コン先生:「それでも医師なの?機会を探って 寄り添うこともできず、シグナルにも気づけない。結果的に事を大きくしてる。とにかく さっさと謝りなさい」
ナムギョンもついに限界が来て、患者の陰口を漏らしてしまう。
ナムギョン:「なんて気難しい患者なの?私の手が汚いと思うなら 頼まないで。消毒しても 病気が治るわけじゃないのよ。本当に嫌になる。いつも怖い顔で…」
…そしてその場に、本人。気まずさMAX。
ジェイルのモヤモヤも続く。
ジェイル:「僕も手術室に?そうですか。僕は必要ないですね・・・」
やる気はあるのに、活躍できない自分に悩む。
イヨンに対するミョン先生の態度は、さらにエスカレート。
ミョン先生:「本当に忘れてたの?ウソは良くないわ。ここは やりたい放題に過ごせる自宅とは違うのよ。社会人失格だわ。オ先生のために言ってるの。反抗しちゃって。手術の仕上げを断るなんて ふざけてる。1年目のくせに生意気なの」
限界に達したイヨンは、ついに病院を飛び出す。
その時、緊急コール「産婦人科 コードブルー」が鳴る。
咄嗟に動いたイヨンが妊婦の命を救い、後から現れたミョン先生は、当直の責任を追及される。
イ教授:「当直でしょ?電話に出ないと」
ミョン先生:「手術があって…」
イ教授:「そうだったのね。私も手術室にいたけど…見なかったわ」
ミョン先生:「それが…準備してたら中止になって 休んでました。すみません」
イ教授:「ウソついたことを 謝ってるの? それとも遅れてきたこと?」
ミョン先生:「えっと…」
イ教授:「結構よ。もう会うこともないわ」
(ソ教授、最高。👏)
ナムギョンも、またクレームを受けてついに心が折れかける。
ナムギョン:「無理です。嫌がらせですよね。他の人に頼むなり 自分でするなり。勝手にすればいいのよ。もう無理。どうにでもなれ」
しかしその後、亡くなったかと誤解していたヨムさんの姿を見て、ほっとして涙がこぼれる。
ヨムさん:「怒られたの?私が苦しめてるのかしら」
ナムギョン:「いいえ 私が未熟だからです」
お互い、少しずつ歩み寄っていく。
ヨムさん:「教授が あなたの消毒を褒めてた。3年も経つと 身勝手になっちゃうのね。ごめんなさい」
ナムギョン:「私は1年目の中で 一番上手なんですよ」
ヨムさん:「明日も来る?」
ナムギョン:「ええ、4回来ます」
“松島ユルジェ病院”まで妊婦の移送を頼まれたイヨン。(『賢い医師生活』 チュ先生登場!!👏)
チュ先生:「1年目の特権よ。問題が起きたら 先輩のせいにできる。教えてもらって分かることじゃない。知らなくて当然。でも あなたは すでに知ってた」
そしてチュ先生は、何も書かれていない封筒を「ドウォン先生に渡して」とイヨンに手渡す。
その意味を、イヨンは知らなかった。
そのあと、手術の報告を正確にしろと怒られるイヨン。ドウォンがその時と同じように復唱させる。
イヨン:「“チャン・ミファさん、胎児の心拍数が低いため ジェネラルで”」
ドウォン:「僕の報告と同じです。報告の仕方に問題があるなら 教授に相談してください。彼女は私欲でウソをついたり、ズルいことをする人じゃありません。僕たちは通常どおりやっています。1年目の指導係は僕です。問題があれば、僕が叱ります」
一方サビは、自分の得意分野で患者の役に立てるようになっていた。
カルテを読んで“妊娠高血圧症候群”に気づき、産婦を救う。
産婦:「双子だったけど1人に。2つ用意したベビー用品も片方が余った。でも2人目を産むわ。次は先生が取り上げて」
サビ:「「次も帝王切開なら“取り出す”形になるかと。次の妊娠が近いと早産の可能性になる可能性も…」
産婦:「謝ってるのに、なぜ通じないの?」
サビ:「私も謝ります。感謝しています」
そしてラストは、ちょっとずつ芽生えるチームの絆。
ジェイル:「俺を待ってたのか」
サビ:「捜したわ」
ジェイル:「なんで?」
サビ:「帰れないからよ」
ナムギョン:「4人そろって電話しろと」
イヨン:「意地悪よね」
ジェイル:「報告しないとな…つまり俺がいないと ダメなんだろ?」
サビ:「ええ」
ナムギョン:「そのとおり」
ジェイル:「まずは俺から。今日は休んでたので 報告はありません」🙋
(ジェイル、元気で何より!😆)
…そしてこのあと、ジェイルはみんなを食事に誘うが──もちろん、断られました😂(ファイティン!)
【第3話 あらすじと名セリフまとめ】
レジデントとして責任ある立場に立たされはじめたイヨンたち4人。患者との関わりが深まるにつれて、命を預かることの重みを肌で感じていく。先輩たちとの距離も、同期との信頼も、少しずつ形になり始める中──イヨンの心に、ある“変化”も生まれ始める。
ある日、イヨンは初任給の記念に豚バラ肉をご馳走しようと姉夫婦を誘うが、ドウォンが「病院で仕事をする」と聞くと、思わず予定を変更して「私も病院で約束がある」と言い出す。
その車の中、突然始まった“イヨンの好み発表会”。
イヨン:「私の好みは… パン系は何でも好きなの。トッポッキは好き、腸詰めは苦手。マッサージが好きで、運動は嫌い。でも水泳は得意よ。だから山より海が好き・・・運転の邪魔になるわよね」
ドウォン:「聞いてなかった」
(聞いてないんかーい🤣)
仕事があると聞きつつも、彼が受けたのは“論文の筆頭著者”というチャンス。
ドウォン:「週末じゃないととても時間が取れない」
イヨン:「そんなの断るべきだわ」
ドウォン:「大変だけど自分のためになる。筆頭著者にしてくれるそうだ」
イヨン:「“イエスマン”は 褒め言葉じゃなく “カモ(ホク)”ということよ」
ドウォン:「俺はホク・ドウォンだ。面白いだろ。君も よく見ると…」
イヨン:「美人?」
ドウォン:「面白い」
まさかの“面白い”落ちに少しムッとしたその時──バイクが突然割り込んでくる。
ドウォンが咄嗟にイヨンを守るように手を伸ばし…
ドウォン:「大丈夫?」
イヨン:「驚いた」
(…ズッキューン💕)
一方、病院内では朝の「スタディ」と呼ばれる“医局会議”が始まっていた。
ダヘ先生:「4月22日と24日、検査の準備遅れでチョ教授が激怒」
イヨン:「すぐ謝りました」
ダヘ先生:「教授は遅れが大嫌い。先輩に挨拶しない。すぐ辛そうな顔をする。指示には笑顔で返事してくれる?」
イヨン:「はい」
慣れない環境で、無意識に顔がこわばってしまう新米たちに対し…
ジェイル:「一番怖いのは…」
ナムギョン:「2年目よ」
イヨン:「でも、辛いのに平気な顔なんて…自然と出ちゃうんです」
そんな空気を一変させてくれるのが、やっぱりドウォン先生。
ドウォン:「まさか“医局会議”じゃないよな。むやみな公開処刑は禁止だぞ。“医局会議”は俺が苦労して廃止したんだ。
ある産婦がこれを預けていったそうだ。男性レジデント宛てだぞ。オム・ジェイル」
ジェイル:「僕にですか?」
ドウォン:「そうだ。産婦人科の1年目が 掲示板に載るのは初めてだ。俺も逃した」
ナムギョン:「おめでとう」
サビ:「載ったら祝ってあげる」
(キター!ついにジェイルが評価される瞬間✨)
イヨンが担当することになったのは、子宮体がんと診断された患者・クムさん。
卵巣への転移の可能性があり、結果は手術をしてみないと分からない。
急きょ日程が早まったため、ドウォンからアドバイスが入る。
ドウォン:「急に手術が早まったから 緊張をほぐしてあげて」
イヨン:「私には無理よ」
ドウォン:「説明を怠らず 頻繁に顔を見せるんだ。それが慰めになる」
イヨン:「分かった。ところで 何を言えばいいの?」
ドウォン:「自分で考えろ」
一方、抗がん剤の副作用に苦しむ患者に対応するナムギョンは、うまく答えられず戸惑っていた。
そこへさっと割って入るのが、最近じわじわと頼もしくなってきたジェイル。
ジェイル:「こんにちは。大変でしょう。抗がん剤治療は体力勝負です。たくさん食べて 動いてください。3週間前より 顔色が良くなってます」
患者:「会えないかと思ったわ。…病院の食事はもう飽きたわ」
ジェイル:「それでも たくさん食べて 運動しないと。それが一番大事です」
患者:「分かった 言うとおりにするわ」
ジェイルの“アドバイス”は、ナムギョンにも。
ジェイル:「“知らない”と言えば 患者は困惑するだろ。俺たちが無知なことは みんな知ってる。1年目に期待してる人は この病院にいない。…分からない時は、“食べて運動しろ”って言うんだ。間違ってないだろ?」
(名言認定していいですか…?😂)
続いては、サビが担当する妊婦・ギョンジュの話題へ。
患者の父親は激怒し、彼氏も頼りない。そんな中、サビがジェイルに相談を持ちかける。
ジェイル:「君が俺に聞くとは…妊婦の父親は激怒していて、彼氏は逃げそうだと?…“赤ちゃんの泣き声”を聞けば変わるよ」
ナムギョン:「彼氏のことを聞きに来たのよ」
サビ:「来なかったら 泣き声も聞けない。解決になってないでしょ」
ジェイル:「怒るなよ。明日おごるよ」
(安定のジェイル、ちょっとズレてるけど憎めない😆)
そして、クムさんの手術を前に、ドウォンはその母親と話を交わす。
クムの母:「手術が終わったら、うちの娘も勉強したり 働いたりできるんですよね」
ドウォン:「手術後は抗がん剤や 放射線治療を行います…お母さん、つらいでしょう…」
クムの母:「はっきり言ってください。“大丈夫だ”と。なぜ分からないんですか?」
手術室に向かう直前、クムさんが不安から涙を見せる。
クムさん:「おかしいわね。平気だったのに。すみません。すみません」
イヨン:「私のせいです。朝の検査を1つ忘れたんです」
実際は検査のミスではなく、イヨンの優しさからの“時間稼ぎ”。
患者の心の準備を待つその気持ちが、しっかり届いていた。
術後、クムさんの母に転移がなかったことを告げるとき、イヨンの胸にはあたたかさが広がっていた。
そして“あなたを称賛します”の掲示板は、オ・ジヨン看護師の名前だった。
サビ:「“オ・ジヨン看護師さん”“誰よりも早く駆け付けて”“痛い所を さすってくれたことは”“どんな言葉より 慰めになりました”“他のスタッフにも感謝しています”」
イヨン:「“他の”に含まれてる」
サビはギョンジュにメッセージを手渡す。
サビ:「こんばんは。これを…」
ギョンジュ:「すごく楽です。ありがとうございます」
サビ:「お父さんがゴミ箱に。娘さんのために用意した物みたいです」
涙を浮かべるギョンジュを見て、サビが彼氏にアイコンタクト。
“ティッシュを渡して”のジェスチャーに、彼氏がそっと差し出す。
ついこの前までは、泣いてる患者さんにも渡せなかったのにね…(鼻は自分で拭いてたのに😂)
最後はやっぱり、みんなの“成長の証”とも言える集合写真📸
写真屋:「では撮ります。合図をしたら“キムチ”と」
ジェイル:「“キムチ”ではなく “おぎゃあ”にしませんか?」
コン先生:「“おぎゃあ”?」
イ教授:「名案ね。“おぎゃあ”にしましょ」
写真屋:「では合図をしたら “おぎゃあ”と 1 2 3」
産科全員:「おぎゃあ」
そして──イヨンがドウォンの手を、ぎゅっと握る。
(このシーンは全国の視聴者が拍手したはず💗)
【第4話 あらすじと名セリフまとめ】
イヨンが病院を辞めたいことを、同期たちに知られてしまう。
赤ちゃんが亡くなるという悲しい出来事もあり、イヨンはサビに助けを求める。
1年目レジデントたちは、初めて一緒に食事に行き、仲間としての一歩を踏み出していく。
イヨンは姉ジュヨンに呼び出され、カフェへ向かう。そこにはドウォンの姿はなかった。
イヨン:「私が来ることを?」
ジュヨン:「ええ、言ったわ」
ジュヨンがドウォンに、夫スンウォンの同僚を紹介していたことを知る。
ジュヨン:「ドウォンさんのことを 好きだという人は?知らない?」
イヨン:「1人いる」
ジュヨン:「誰?」
イヨン:「私が知るわけないでしょ」
その後、イヨンはパソコンをログアウトせずに医局を出てしまい、姉との「仕事を辞めたい」というメッセージを、3人のレジデントたちに見られてしまう。
一方で、イヨンはイ教授から論文の手伝いに抜擢される。
イヨン:「私じゃなくて やりたい人に 任せればいいのに。不当だわ」
サビ:「ええ、不公平ね。辞めたがってる人に、なぜ?」
サビは、イ教授に選ばれたイヨンがうらやましく、つい本音をこぼしてしまう。
ナムギョンは、美容院で偶然会ったミョン先生にこう言われる。
ミョン先生:「謝る必要なんかないわ。看護師でしょ?もう5月なのに、まだ振り回されてる。ピョ先生はレジデントでしょ」
その影響もあり、ナムギョンの態度が少しずつ変化していく。
サビ:「さっさと辞めればいいのに。私が論文を担当したいわ」
サビにも悪魔の心が…👿
イヨンはドウォンに患者の報告📃。ついでに…
イヨン:「食事ができず 元気がないんですが どうすれば?」
ドウォン:「誰が?」
イヨン:「私です」
ドウォンに無言でドアを閉められる🤣
その後、イヨンはイ教授に呼ばれ、心臓病で死産歴のある妊婦・ファンボさんの“産前協診”に参加するよう指示される。
イヨン:「このケースの論文を知らない?本でもいいわ」
サビ:「知らない」
「賢い医師生活」からキム・ジュンワン教授(チョン・ギョンホ)が登場。電話ではド・ジェハク先生(チョン・ムンソン)の声も。
しかし、イヨンは診療中にうとうとしてしまい、キム教授に激怒される。
一方でジェイルは、寒気のある患者に保冷剤を山ほど当て、ダヘ先生に叱られるが、ジュヨン看護師のフォローで場はおさまる。
ナムギョン:「だから看護師にナメられて、仕事を振られるのよ」
ナムギョンはミョン先生の影響で、ジュヨン看護師の指示を無視するようになる。
サビは先輩に手術室ノートの漏れを指摘され、「イヨンが書いていたのを参考にして」と言われてしまう。
サビ:「私が教えたのに…」
イヨンのパソコンには、またログアウトされず『スタディー』の資料が開かれていた。
“保存しますか?”のメッセージが表示される。
イヨン:「資料は作ったわ。サビも知ってるでしょ」
サビ:「ええ」
ナムギョン:「保存しないからよ。スタディーの中止はうれしいけど…」
ジェイル:「教授は何て?」
イヨン:「3ヵ月間、資料作りを任されたわ。手術にも毎回助手として出てこいと」
サビが望んでいた出番は、どんどんイヨンのもとへ。
ドウォン:「怒られたとか」
イヨン:「はい」
ドウォン:「もう忘れたか」
イヨン:「いいえ、心に刻みました」
ドウォン:「忘れろ。手術に集中するんだ。ここでミスしたら大変だ。いいな?」
しかしイヨンは、手術中にメスを逆さに持ち、ドウォンの手を切ってしまう。
代わりに縫合を任される。
その後、ファンボさんが破水して救急搬送されてくる。妊娠の継続は困難な状態だった。
ファンボさん:「あと1日だけ…この子の母親でいさせて。まだ生きてる。子供を助けてください」
イ教授:「母胎がもちません。急いで誘発分娩を行い…」
ファンボさん:「助けてください。赤ちゃんに会いたいの。どうか お願いします。子供と別れたくない」
亡くなった赤ちゃんの検査はイヨンに任される。
抗がん剤で嘔吐した患者の後始末を、ジュヨン看護師が黙って済ませていた。
ナムギョン:「すみません。私だけ抜けて」
ジュヨン看護師:「私の仕事です」
この言葉が、ナムギョンの心を動かす。
サビは、イヨン宛のイ教授のメモを、わざと床に落としたことを後悔していた。
イヨン:「私が怒られたのは…20週のファンボさんは破水して羊水検査ができない。だから違う検査を私にやれと言うの。だから“できない”と言ったら、すごく怒られた」
サビ:「なぜ やらないの?チャンスをくれるのは いいことだわ。その、つまり…産婦が次に妊娠するための手助けにもなるし、研究もできる。レアなケースだから、それを学べるのはチャンスよ。産婦や赤ちゃんのためになるから、やらなきゃ」
イヨン:「ソ教授みたい。今からやる。頼みがあるの 一緒にやろう 怖いから。手伝ってほしい」
“ソ教授みたい”と言われて、サビは少しうれしそうにする。
イヨン:「インターンの時に経験がある。2年目の先輩が検査後に眠れなくなり泣いてました。“小さな体にこんなことをしていいのか”“痛がってないか”“子供を見ると心が痛くなる”って。だから怖いんです。嫌なわけじゃない」
ドウォン:「俺も同じだ。20週なら、このくらいだ。俺の手の中で呼吸したり、動いたりするんだ。だから怖かった。仕方ない。それでも…やらなきゃ 医師だから⸺怖い時に使える裏技があるんだ 君に通じるかな」
サビ:「始めよう」
イヨン:「待って。少し前は息をして動いてた」
サビ:「そうね。でも20週の胎児は心肺蘇生もできない。臓器が未発達で、自発呼吸ができないの。私たちでお別れをしましょ」2023年5月17日 午後6時12分。かわいい赤ちゃんが天国に旅立ちました
イヨン:「お母さんが⸺待ってるよ。天国で⸺心臓を治したら 戻ってきて。ごめんね」
ソ教授:「ファンボさん、今日まではたくさん泣きましょう。次こそ元気な赤ちゃんの泣き声を一緒に聞きましょう」
今回はいいシーンばっかりで・・・もう最終回?ぐらい泣いた😭
その夜、ジェイルがナムギョンに声をかける。
ジェイル:「空腹だろ?」
ナムギョン:「ペコペコよ」
ジェイル:「飯でも…いいや」
ナムギョン:「食べましょ」
ジェイル:「本当に?何を食べたい?」
ナムギョン:「うれしそうね」
ジェイル:「当然だろ。他の2人も呼ぼう」
(ジェイルよかったね〜みかおばなら毎日行くでー😁💕)
イヨンは4人で撮った写真。しっかりロッカーの扉に貼ってました。めでたしめでたし🙌
【第5話 あらすじと名セリフまとめ】
産婦人科での日々は、相変わらず慌ただしくて過酷。
それでも彼らは、患者の痛みや悲しみに寄り添い、仲間とぶつかりながらも支え合い、医師として、人として、少しずつ成長していく。
今回は、”命との別れ”と”心の向き合い方”が静かに、でも深く描かれる回。
ある夜の産科飲み会。イ教授が、レジデント時代の忘れられないエピソードを語り始める。
イ教授:「面白い話をしてあげる」
コン先生:「またその話をする気?もう聞き飽きたわ」
イ教授:「1年目の9月、教授たちは学会。急に産気づいた妊婦を、私一人で取り上げたの。30週にも満たない1000gの赤ちゃん。小児科を呼んで、新生児蘇生して助けた。児頭圧迫を避けるため、会陰切開も自分でやったわ」
隣の席ではイントロクイズが大盛り上がり。
ジェイル:「TWICEの“CHEER UP”」
ウンミ:「正解!1秒で当てた!」
ジェイル:「僕は元アイドルです」
その頃、別の席ではナムギョンが彼氏との電話越しに別れ話の真っ最中。
ナムギョン:「いいわ、別れましょ。もしもし?出なさいよ。オ・ジュヨン、出なかったらこれで終わりよ」
イヨンは静かに一人飲み…と思いきや、突然現れたのは“干しダラ”を取りに来たジョンウォン。
イヨン:「相席ダメです。職場の会食中なので。好きな人もいるし、さようなら」
ジョンウォン:「いや、違います、僕の干しダラです。産科の会食、もう終わりましたよ」
(『賢い医師生活』の小児科医アン・ジョンウォン教授=ユ・ヨンソクさん登場!👏)
翌朝。酔いの残るイヨンを姉が問い詰める。
ジュヨン:「昨日のことを覚えてる?」
イヨン:「最近、弱くなったみたい」
ジュヨン:「酔って失態を?職場の会食よね」
イヨン:「あり得ないわ。何歳だと思ってるのよ」
そしてバレる、あだ名の存在…。
イヨン:「……“尋問の鬼”です。質問攻めで息苦しいんです。それと、“悪魔デウス”。“わめく悪魔”って意味です」
ジュヨン:「やらかしたのね」
職場では、イヨンがインターンにきつく当たってしまう。
後悔していたところにドウォンが厳しく、でも的確に指摘する。
イヨン:「忙しくて、つい言いすぎました」
ドウォン:「患者の前で叱ることじゃない」
イヨン:「できないなら黙ってればいいのに…」
ドウォン:「できないからこそ、言うんだろ。君のせいで、患者も彼を敬遠するぞ」
その後…
ドウォン:「さっきはキツく言ってごめん。怒ってる?」
イヨン:「なぜ怒るのよ。叱られて当然よ。インターンにも謝った」
ドウォン:「よくやったよ。君は意外と常識があるね」
時刻は0時を回り、ドウォンが気づく。
ドウォン:「もう12時を過ぎてる」
イヨン:「“5月20日 土曜日”。私の誕生日なの。520(オイヨン)」
ドウォン:「名前の由来なのか。おめでとう。特別に欲しい物を買ってあげる」
イヨン:「プレゼントじゃなくて。願いを聞いて」
ドウォン:「そうだな。内容による」
イヨン:「家に着くまで“はい”だけ言って⸺ごちそうして」
ドウォン:「はい。豚バラ肉?週末に兄さんたちと食べる時、俺がおごる」
イヨン:「映画を見よう」
ドウォン:「はい。金曜の夜にビールを用意するから居間に来て」
イヨン:「好きになってもいい?」
ドウォン:「…はい。気まずくなりたければ、いいよ」
患者・ハさんの容体が悪化。10歳の娘ヘミンに、イヨンが静かに寄り添う。
イヨン:「お母さんは天国に行くの」
ヘミン:「行かないわ」
イヨン:「もしかしたら 明日の早朝くらいにお別れかもしれない。怖がらずに お母さんに気持ちを伝えて。写真があるから お母さんの顔は覚えてるけど においは すぐに忘れちゃう。だから お母さんの服を 大切にするのよ。お葬式も支えてくれる人がいるから、安心して」
そして、過去の自分と重ねながら語る。
「“これからは泣かずに 強く立派に生きるのよ” “よく食べて勉強しなさい” みんながあなたに そう言うはずよ。私も言われたわ。私が中学生の時に お母さんが天国に行ったの。でも無理だった。強く立派に生きたいけど、すぐ涙が出てくるし、腹も立つ。ご飯も食べたくない。でもそれは私が悪いわけじゃない。お母さんが亡くなって 心に大きな穴が開いたからよ。今でも穴が開いてる。仕方ないことだから、隠れて泣いたり、無理に笑ったりしなくていい。我慢しないで。いいわね?」
そこへ現れたのは・・・
(財団職員)
ハさんの支援をしている者です。ヘミンとも顔見知りです。親戚が向かっています。我々も引き続きケアします。(←アン・ジョンウォン教授でした😌)
【第6話 あらすじと名セリフまとめ】
イヨンたちレジデントは、ミスや同期とのすれ違いを経験しながら成長していく。
患者との向き合い方や責任の重さに悩みつつ、互いに謝り、理解を深める。
命を預かる現場で、少しずつ一人前の医師へと歩み始める。
7月の当直表が発表されたある日、小さな揉め事が始まる。
ジェイル:「“総患者数の法則”知らないだろ?ミョン先生と組むと患者が増える。だから交代してくれ」
サビ:「ミョン先生が嫌なだけでしょ」
ジェイル:「それもある」
イヨンも当直の交代を相談するが、サビの反応は鋭い(?)。
イヨン:「サビ この日と この日 交代してくれない?」
サビ:「お見通しよ。ク先生と⸺一緒だと楽できる。電話も取るし寝かせてくれる」
イヨン:「それだけじゃないけど…」
サビ:「じゃあ 何?」
イヨン:「えっ?えっと…金曜は見たい番組があるの」
サビ:「再放送見なよ」
ナムギョンはジェイルに交渉しようとするが・・・
ナムギョン:「ジェイル、8月に埋め合わせるわ!」
サビ:「約束破るでしょ」
ナムギョン:「当直ごときで頑固!」
サビ:「例外を許すと公平性が崩れる」
ナムギョン:「本当にイライラする。もう話さない」
サビ:「交代しない」
険悪ムードが流れる中
ジェイル:「暑いからか? いつもケンカしてる」
イヨン:「合わないのよ」
ある日、ナムギョンがふとしたことでサビを問い詰める。
サビ:「昨日、当直だったわよね?」
ナムギョン:「そうよ」
サビ:「6時半なら当直への指示でしょ。6時31分からが当直。6時29分59秒までは日勤」
そのとき、チョ教授が現れる。
チョ教授:「パクさんに説明しろと指示したよな?担当医は?」
ナムギョン:「私です。すみません」
チョ教授:「忙しいのはお前だけか?言い訳するな!」
一方、イヨンの姉ジュヨンと夫スンウォンは”不妊治療センター”へ。
スンウォン:「“妊娠は楽だった”“真の地獄は育児だ”“1日で1歳老ける”って。キャンセルして帰ろうか?」
ジュヨン:「いいえ。やるわ。あなたやお義母さんのためじゃなくて、私のためにやるの。母親になりたいと本気で思ってる」
初めて担当した患者・ヨムさんとの再会。思わず本音がこぼれるナムギョン。
ナムギョン:「慣れたら仕事が増えました。同期にも恵まれてないし。生意気で落ち着きがない人や、AIみたいに頑固な人ばかり。知識をひけらかすし、話も通じない」
ところがその背後には──サビの姿が。
ナムギョン:「終わった…」
その後、8月の当直表をめぐって再び火花が散る。
ナムギョン:「第3週末は外してってお願いしたからね」
サビ:「私も父親の誕生日なの」
イヨン:「考えておく」
ナムギョン:「当直を 楽しく決めてもいいでしょ」
サビ:「当直が楽しくなるわけない」
ナムギョン:「息が詰まる」
サビ:「こっちのセリフよ」
イヨンはドウォンの車で帰宅中。
イヨン:「先生の時は思いやりがあるのに、私には無神経。寝るから起こさないで。“面倒”だから」
そんなイヨンにドウォンは誤解を解こうとする。
ドウォン:「君が”面倒”って意味じゃない。家にも帰りたいし、また病院に戻るのが面倒って意味で…怒ったよね?⸺安全に送ります😞」
学会の論文発表者に選ばれたのは──
コン先生:「ミョン先生、おめでとう!ク先生もお疲れ様。」
ドウォン:「何のことですか?」
コン先生:「学会の論文発表者に名前が。話してなかったの?」
ミョン先生:「私もさっき知ったの」
コン先生:「発表はミョン先生が?筆頭著者だもの」
ミョン先生:「頑張って準備します」
どうやらドウォンは外されていた。
ジェイルが担当する妊婦ムン・ヨンシンさんは不安でいっぱい。
ムンさん:「前回よりも短いですね。ちゃんと診たんですか?」
ジェイル:「ちゃんと診ましたよ。差し出がましいですが、僕でもよければ診ましょうか。さっきの先生ほど腕は立ちませんが、気が済むまでゆっくり診てあげられます。嫌でなければ、張ってる部分を診てもいいですか?」
ムンさん:「ありがとうございます。」
ジェイル:「実はやってみたくて、そばにいたんです。1年目の中で超音波を見た回数は、僕が一番多いです。だからご心配なく。ここが頭です。目、鼻、口…蹴ってますね。サッカーが上手そう。心臓の音も──よし、元気ですね。」
(ドウォン先生に注意されて『上達することより1人前になること』 3日も家に帰らず、手は洗うけど、頭は洗ってないジェイルの成長に泣きそう😢)
チャ・ボミさんが緊急手術で出産。
夫:「よく頑張ったな。今後のことは心配無用だ。2人目を作ろう。“ポ”ならできるよ。」
イヨン:「“この××野郎”“ふざけないで”“2人目なんてよく言えるわね”……だそうです。」
その後、ムンさんに超音波検査を指名されるジェイル🙌 異変に気づく。
ジェイル:「教授に連絡を。血管のようなものが見えます。」
イ教授:「これは子宮破裂よ。帝王切開したほうがいいです。手術室の手配を。心配しないで。私を信じて。」
サビとドウォンは食堂で。
サビ:「最近ケンカばかり。」
ドウォン:「誰と?」
サビ:「名前は言えません。陰口を言いたくないので。」
ドウォン:「理解するな。変わらない。無理に変えようとすると損するだけだ。」
サビ:「でも私は話すべきだと思います。響かなくても、我慢する必要ないから。」
出産を終えたムン・ヨンシンさんは、安心と不安が入り混じる表情。
イ教授:「赤ちゃんは2300グラムと小さめですが、心拍・呼吸ともに問題ありません。」
ムンさん:「超音波検査をあれだけしたのに…」
イ教授:「確認しましたが異常はなかったです。毎日検査していても、起こる時は起こります。」
ムンさん:「ネットで調べて怖くなって…。私のせいでご迷惑を…」
イ教授:「初めての出産なら当然です。」
ムンさん:「子供を不安にさせたから、こんなことに…」
イ教授:「違います。赤ちゃんは健康です。」
ムンさん:「1週間早く生まれても大丈夫ですか? 小さいですよね?」
イ教授:「集中治療室に入るような状態ではありませんし、心配するほどではありません。」
ムンさん:「じゃあ…もう心配しなくていい?気楽に生きても…?」
イ教授:「ダメです。産んでからが大変なんです。母は心配が尽きません。自分が母になると分かるんです。それが“母の宿命”です。でも、心配の多くは実際には起きませんよ」
ムンさん:「ありがとうございます。……あの、検査してくれた、この病院で一番超音波が上手な先生って…?」
「賢い医師生活」の実習生だった、チャン・ホンド先生(ペ・ヒョンソン)登場👏
ジェイル:「なぜ ここに?」
チャン先生:「協診があって来たんだ」
ジェイル:「赤ちゃんの写真を 産婦に見せてあげたいんです。僕が超音波検査をしてたし。へその緒も僕が切りました。酸素飽和度が90%未満でした。」
チャン先生:「正常だ。新生児は分単位で変わる。10分なら85%でも正常。習ったことを忘れたの?健康な新生児が赤ら顔になったら?健康な新生児が チアノーゼになったら?」
ジェイル:「えっと…」
チャン先生:「ごめん、胸部外科は後輩がいないから やってみたかったんだ。オムJAYベイビーは?」
ジェイル:「端にいる小さい子です。一番背が低くて体重も軽い。」
チャン先生:「最下位だ。でも今の体格なんて重要じゃないよ。1位で退院すればいい。まだ。人生は始まったばかりだ。」
イヨンの姉・ジュヨンに “不妊治療センター” からの着信。
今回は残念なことに──
ナムギョンとサビが和解。
ナムギョン:「ごめん。ヨムさんに“人間味がなくて頑固”って言った。悪口。仲直りしよう。」
サビ:「私のことだったの?イヨンじゃなくて私?」
鍾路ユルジェ病院 ミョン・ウンウォン先生、最優秀賞を授与。
ミョン先生:「賞金はあなたが受け取って。」
ドウォン:「結構です。」
ミョン先生:「怒ってる?私が横取りしたとは思ってないわよね?教授に変なうわさが入ったら困るわ。」
ドウォン:「ご心配なく。」
ミョン先生:「本当に忘れたの。次は気をつけるから。あなたの論文も手伝うわ。」
そこにイヨンが入る。
イヨン:「謝ってませんよね?謝罪の言葉を聞けてません」
ミョン先生:「謝らなかったっけ?──ク先生、ごめんね。本当に。」
そして最後はイヨンとドウォンのやり取り💗
イヨン:「腹が立たないの?仏なのかしら?」
ドウォン:「カモ(ホク)よ。ホク・ドウォン、忘れた?」
イヨン:「あの××野郎、ふざけないで、言いたい放題言いやがって」
ドウォン:「俺への気持ちは薄れたのか?」
イヨン:「違う。変わってない。好きな人の前でも悪態つくの、最低よね」
ドウォン:「もう一度言って。」
イヨン:「好きになってもいい?」
ドウォン:「それじゃない」
イヨン:「じゃあ罵れと?──一度しか言わないわよ。
『あの××野郎、ふざけないで、クソッタレ、バカ野郎め。』
ドウォン:「それは初めて聞いた。」
イヨン:「今考えた。」
【第7話 あらすじと名セリフまとめ】
ミスを重ねるインターンや、科ごとの“裏の評判”や、先輩医師の姿を通して、迷いながらも自分の進む道を探っていく。緊急手術の場面では、休暇中のドウォンが登場し、イヨンのピンチを救う。
科を選ぶ話になり、インターンたちがそれぞれの選択肢について語り出す。
「救急科にする?」
「ノー」
「整形外科はどうだった?」
「ダメだ。2年目の先生たちが怖い」
「2年目に悩まされるのか」
「産婦人科は、1年目が問題だ」
「どんな問題が?」
「……みんな、病んでる」
「1人は体温が低い。低体温症だ」(←イヨン)
「もう1人は高熱。38度越え」(←ジェイル)
「血圧が高すぎる人もいる」(←ナムギョン)
「最後の1人は測定不能。診断できない」(←サビ)
しかし、インターンのタク先生は言う。
「だけど、悪くないかもしれない」
「みんな病んでるんだろ?」
「でも、出産を見ると幸せになる。患者さんも親切だし。大変だけど…いいかも」
その会話を耳にしたイ教授は、
イ教授:「産婦人科のインターンはあなたを気に入ってるようね。ピョ先生はすごく親切で、優しく教えてくれるって言ってたそうよ」
ナムギョン:「本当ですか?」
リュ教授:「君がいるから安心だな。科を決める時は先輩を見るものだ」
イ教授:「後輩がいないと、あなたたちが苦労する。だからインターンに優しくしてあげて」
ナムギョンを後輩指導者に認定。
「賢い医師生活」 イ・イクスン(クァク・ソニョン)さん登場!様子をみにきた、ヨン・ソクミン先生(キム・ジュンハン)の姿も。
タク・ギオン先生はイクスンのカルテと、89歳のがん患者のカルテを取り違える。
ナムギョン:「転移と聞いたら驚いて当然よ。次からは名前と年齢だけでなく、患者のIDも確認して」
タク先生:「すみませんでした。ありがたいです。ピョ先生は対処法を教えてくれるので、うれしいです」
焼肉店で4人のレジデントたちとドウォンが本音トーク。
ジェイル:「救急科のせいでストレスがたまります。腹痛の女性患者が来たらすぐ産婦人科を呼ぶんです。患者を連れていってほしいだけですよ。コールセンターだ」
サビ:「小児科にも苦情を。呼ぶのが早くても遅くても文句を言うし。すぐに怒ります。小児科だけに器も子供レベルです」
イヨン:「麻酔科もひどい。まったく何様のつもりよ。偉そうにしちゃって」
ドウォン:「産婦人科だっていきなり手術室を占領して。赤ちゃんで脅すだろ。だから“チンピラ”と呼ばれて嫌われてるんだ。それに頼むのはいつも俺たちだ。ケンカしても損するだけだから。仲良くしろ」
店の前で別れたはずのドウォンと、イヨンが再会。
イヨン:「誤解されないように?」
ドウォン:「君が秘密にしろと言ったんだ」
イヨン:「そうだっけ?」
ドウォン:「なぜ裏通りを?」
イヨン:「こっちが近道なの」
ドウォン:「人通りも少ない。1人だと危険だよ。不審者がいたらどうするんだ」
イヨン:「ビンタする。パンチもね」
ドウォン:「チンピラだな、さすがだ」
緑豆チヂミ店のおばあさんが手術を受けることに。がんと知ったら 手術を拒むだろうと、病名は伏せる方針に。
ナムギョン:「“子宮摘出術 同意書” おばあさんのために拡大したんです。文字が小さいと読みにくいと思って。ご家族の意向で本人に病名を伏せてるので。私は言いませんが、心配なのは⸺インターンです。彼はミスが多いので。私が指導しています。頼りにされてるんです」
タク先生のミスをナムギョンがカバーするが、なぜか褒められるのはタク先生。
ツイてる新人…。
小児科に交渉するサビ。緊急の帝王切開で麻酔科に頼み込むイヨン。一方、ジェイルは
ジェイル:「僕たちも忙しいんです。尿検査と血液検査。超音波検査までしてくれたら産婦を移動します。検査が終わったら連絡を」
救急科:「賢くなったな。ずいぶん変わった」
ドウォンは明日から3日間の休み・・・
ドウォン:「電話してくるなよ。質問も禁止だ」
ジェイル:「たった3日間でしょう。任せてください」
ナムギョン:「私たちも成長しました、ご心配なく」
サビ:「お気をつけて」
イヨン:「お土産は少しでいいです」
ドウォン:「分かった、また来週」
全員:「いってらっしゃい」
・・・のはずが。
イヨン:「ク先生はいないのに」
ナムギョン:「驚くことに、まだ1日も経ってない。任せると不安だし、一緒だと腹が立つ。ク先生も同じよね」
案の定、タク先生は、チヂミ屋のおばあさんに、病名を伝えてしまう。ところが・・・
チヂミ屋:「正直に言ってくれた。先生がいなかったら、自分の病名も知らず手術室に連れていかれてた。そんなバカげた話がありますか?。ありがとう。信用できるのは先生だけよ。手術には先生も立ち会うわよね」
チヂミ屋家族:「同意書ですが…なぜ大きな文字に?母は字が読めないんです」ナムギョン:「ツイてる人は、何をしてもうまくいくのよ」
ナムギョンが用意した同意書は無駄に。そして、長い間 連絡を待っていた 彼氏とは別れることになる(確かについてない😔)。
緊急手術が入り、人手不足の中、イヨンが開腹担当に。
メスを手に震えるその瞬間、休暇中のドウォンが現れる──!😍
無事に出産が終わり、ホッとしたイヨンは麻酔科医と思わず抱き合う。
その横で黙々と縫合するドウォン。
そのあと、イヨンは「コーヒーをおごって」とドウォンを待つが、
先にやってきたのは麻酔科医。「今度一緒に食事しよう」と声をかけられる。
それを遠くから見つめるドウォンの視線が、なんとも切ない…。(でも、みかおばはもう、ジュンウォンssiに決めました💗)
【第8話 あらすじと名セリフまとめ】
チョ教授から患者報告の遅さを注意されている最中、サビが突然倒れてしまう。検査の結果は良性の筋腫。だが大きいため、急遽手術することに。イヨンたち3人は心配して、手術室の前まで付き添う。
ジェイル:「麻酔するまで一緒に…」
ダヘ先生:「ダメよ。騒ぐでしょ」
ナムギョン:「怖がってるんです」
ダヘ先生:「手術は任せて、戻りなさい。邪魔だってば」
手術は無事に終了。病室に集まるレジデントたち。
ジェイル:「サビ 大丈夫か?大きないびきをかいてた」
サビ:「私じゃない。もう出てって」
ナムギョン:「その前にこれを」
サビ:「肺は正常だから必要ない」
イヨン:「大丈夫か確認させて」
ジェイル:「肺は問題なし、腸は?」
イヨン:「ガスは出ない?」
サビ:「ええ お願いだから出ていって」
“ガス排出”💨
ナムギョン:「確認したわ」
ジェイル:「問題ないね」
ナムギョン:「行くわ」
サビ:「誤解よ。私じゃないってば」
一方、集中治療室では、入院100日目の妊婦チさんの“百日祝い”が行われる。
医師たち:「100日 おめでとう」
チさん:「ありがとうございます」
イ教授:「入院して100日、安静も大変です」
チさん:「祝うことですか?」
イ教授:「もちろん。私たちが祝います」
チさん:「願い事は“無事に産まれますように”。慣れてるけど、子供に会えないのがつらい」
イ教授:「次は出産祝いですね」
イヨンは、妊婦から聞かれた質問に”知らない”と答えてしまい、イ教授からの厳しい指導が入る。
イ教授:「“教授に確認します”ならまだしも、“知りません”? レジデントがそれ言う?」
イヨン:「すみません…」
イ教授:「もう私が怖くないのね?」
イヨン:「違います。怖いです。教授も、自分の無知も」
イ教授:「それが怖いのね。じゃあ解決してあげる。『ウィリアムス臨床産科マニュアル』を要約して。毎日問題を出すわ。答えていけば怖さは消える。今日からよ。急ぎなさい」
その夜、麻酔科のハム先生に金曜の予定を聞かれたイヨン。
イヨン:「金曜は…当直も約束もありません」
ハム先生:「本当に空いてる?」
イヨン:「はい」
ハム先生:「じゃあ、金曜日ね」
エレベーターの扉が開くと、そこにはドウォンが。
後日、イヨンは「友達の話」と前置きして相談する。
イヨン:「友達の話よ。ある人に食事に誘われたって。大きな手術…じゃなくて、プロジェクトを手伝ってもらったお礼」
ナムギョン:「お礼ね」
ジェイル:「…好きだな」
イヨン:「友達には好きな人がいるの。その人と食事に行っても?」
ナムギョン:「いいわ」
ジェイル:「…いや、ダメだ。それはデートの誘いだ」
ナムギョン:「何がデートよ。ただの打ち上げ。同僚でしょ。“好きな人がいます”なんて言ったら大げさすぎて 大恥かくわ。告白されたら“好きな人がいる”って言えばいい。ドラマの見すぎね」
ジェイルも出かける準備をしていた。相手はなんと…
ジェイル:「食事のお誘いがあった」
ナムギョン:「誰から?」
ジェイル:「初恋の人。高校時代の家庭教師。先生を追って医大に。告白もした」
そして登場したのは、まさかのチャン・ギョウル先生(シン・ヒョンビン)!
ジェイル:「ついでじゃなくて…次は私服の時におごってください」
チャン先生「それなら着替えてから食べれば?」
(しっかり伏線回収もされてます👏)
しかも、彼氏のアン・ジョンウォン教授から電話も。ジェイル…撃沈。
夜、妊婦から「眠れない」と相談されたイヨン。アドバイスをしたのは、チさん。
チさん:「せめて指だけでも動かすんです。私は500羽折りました」
妊婦:「本当に眠れます?」
チさん:「もちろん。私が証人です。」
ついでにイヨンも・・・
イヨン:「イさんの、便秘がひどいんですが…」
チさん:「便秘なら…プルーンジュース」
イヨン:「ありがとうございます。ところでそのジュースって…私も飲んでいいですか?」
チさん:「私を信じてください」
イヨン:「信じます」
一方、ナムギョンの母が腫瘍摘出のため入院。
ナムギョン:「0時から絶食よ。もし食べたら、教授や看護師に大迷惑をかける。教授にも余計な話はしないで。ここは職場なの」
母:「食事はしたの?」
ナムギョン:「パンを食べた」
母:「ご飯を食べて。最近の子は免疫力が落ちてる。肉まんを持っていって。最近うちの肉まんは大人気なの。」
ナムギョン:「肉まんなんか誰も食べない。もう行かなきゃ」
母:「食べて」
ナムギョン:「食べないってば。仕事中よ、忙しいの」
母:「怒らなくても…仕事が終わったら来て。肉まんを蒸しておくわ」
ナムギョン:「行かなきゃ。お母さん、私の話をしないで。やめてよ」
病室で娘のことを話す母と、サビ。
母:「中学生の頃は勉強ばかりで、いつも一人だったの」
サビ:「今のナムギョンと違います」
母:「性格が変わったの。手術して」
サビ:「手術?」
母:「鼻の…」
ナムギョン:「フィラーよ。手術じゃないってば。もう寝て」
チョ教授は、こっそりサビのカルテを・・・サビは退院をまだ止められてるそう(チョ教授に優しい一面が🤭)。
ここは医局室。ナムギョンの母が差し入れてくれた肉まんを頬張るレジデントたち。
イヨン:「あなたの話で持ち切りよ」
ナムギョン:「私の話をするなと言ったのに」
サビ:「ナムギョンの家は肉まんの有名店みたい」
ジェイル:「うまい物を食えるし、親に会えていいね。俺の両親はアメリカにいる」
サビ:「記憶力がかなりいいのね。あなたの遠足のお弁当の内容とか、卒業式の花とか、全部覚えてたわ。うちの母は卒業式にも来なかった」
ナムギョン:「母親は教授でしょ。うらやましいわ」
サビ:「どこが?」
ジェイル:「俺は会えないんだぞ」
イヨン:「大人げないんだから。いるだけ幸せよ。他に望むことがある?」
ナムギョンは母の手術当日、しっかり付き添いながら医師へ依頼する。
ナムギョン:「母は寒いのが苦手なんです。手術後に毛布をかけてもらえますか?」
手術は無事終了。
ナムギョン:「仕事に戻るね。痛い時は我慢せず、サビに言うのよ」
母:「ナムギョン」
ナムギョン:「どうしたの?」
母:「パンじゃなくて⸺ご飯を食べて」
ナムギョン:「そんなこと言ってる場合?」
母:「ご飯を食べるのよ」
ナムギョン:「分かった、食べる」
だが、チさんの赤ちゃんには異変が…
ドウォン:「胎動を感じないと言われ、再検査をしたところ、心拍が見えません」
イ教授:「そう…どうすべきかしら」
ドウォン:「優先して手術を。ご家族を呼びます」
イ教授:「医学的な説明に意味があるのかしら。同じ母親として、言葉が見つからないわ。哀悼の言葉も、簡単に口に出せない。何を言うべきなのか…」
自ら、チさんの手術の説明をすると言うイヨン
イヨン:「こんな状況なのに、空腹になる自分を責めるはず。“母親として失格だ”と、姉が言ってました。空腹になる自分を、責めないでください。赤ちゃんに会えなくなったとしても…食べることに罪悪感を持たないでください」
それを聞いていたイ教授は、そっと立ち去った。
ナムギョンの母が退院。サビも復帰。ナムギョンは不器用ながらも母への気持ちを伝える。
母:「友達に伝えて。あいさつに来てくれたし、肉まんも食べてくれた。娘と仲良くしてくれてありがとうと」
ナムギョン:「ええ。もう病院に来ないで。忙しいから面倒見てられないわ⸺健康でいてってこと」
ナムギョン:「手術は怖かった?」
母:「ええ。泣きそうになってたわ」
ナムギョン:「病院のベッドも硬いし、大変だったよね」
母:「いいえ。幸せだった。娘と一緒に寝られたのは中学生以来だわ。本当に、幸せな2泊3日だった」
イヨンが約束の店に行ってみると、そこはあの日にいた医師たちとの打ち上げだった。帰り道、ハム先生と二人きりに。
ハム先生:「2人きりだと思った?」
イヨン:「まさか」
ハミ先生:「デートだと思われたかと」
イヨン:「いいえ、全く。勘違いするようなタイプではありません」
ハム先生:「オ先生が好きな人…」
イヨン:「なぜ分かったの?」
ハム先生:「態度で分かった。片思いはつらくない?」
イヨン:「つらいです。笑顔も出ません」
ハム先生:「じゃあ⸺やめたら?僕はどう?」
イヨン:「考えたことがないです。ク先生のことがすごく好きなんです。すみません」
ハム先生:「2人が⸺成就しませんように。せめてそう祈る」
本当はハム先生、急遽みんなを誘っていたらしい。
イヨンが医局に忘れた携帯を取りに戻ると、ドウォンからメッセージ。
食事は、ハム先生だけではなかったと聞き、安心した様子のドウォン。
バス停で、二人並んでベンチに座る。
イヨン:「歩きすぎて座りたかったの(アンコシプタ)」
ドウォン:「…抱き締めたい(アンコシプタ)?」
ドウォンの腕時計がアラームを鳴らす。
“心拍数が高いです”

今回は、母と子の喧嘩しながらも、お互いを思いやる気持ちに😢イヨンの成長にも😢すごく好きと言いながら、イヨンが鈍感😂ドロドロ始まりそうで、絶対始まらないとわかってる、この安心感。やっぱ『賢い生活』最高!!と思うみかおばでした。
【第9話 あらすじと名セリフまとめ】
96年生まれ子年(ねずみどし) 今週の運勢は「戦争のような1週間。特に上司とのもめ事が多く、避けることはできません」⸺まさに今週も、レジデントたちには波乱の気配が漂っていた。
病院が舞台のリアルバラエティー番組『チャン・ヨンソクの ピーポーピーポー』の撮影が入ることになり、
イヨン:「撮影?」
ドウォン:「普段の様子を撮りたいそうだから。いつもどおりでいい」
イヨン:「本当にいいの?」
ドウォン:「少しだけ頑張って」
その矢先、破水した妊婦が救急車で運ばれてきて、なぜか一緒に乗っていたミョン先生は、カメラが回ると、
ミョン先生:「破水した産婦を放っておけません。私が近くにいて運が良かったです」
妊婦:「運命的な出会いだったので、この子を取り上げてほしいんです」
ミョン先生:「最善を尽くします」
この出来事をきっかけに、ミョン先生が注目されるようになり、イヨンは自然分娩の準備を任される。 高齢出産で胎児も大きいためリスクがあると訴えるが、
ミョン先生:「カメラの前で 経膣分娩できると言ったのよ。大丈夫よ 経膣分娩で進めましょ」
一方、手術の調整漏れでチョ教授が怒りを爆発させ、
チョ教授:「3年目のくせに 何をしてるんだ。1年目よりひどい。後輩は君から 何を学べばいいんだ」
実際に忘れていたのはジェイルだったが、
ウンミ:「気にしないで 同じミスをしなければいい」
対照的にダヘ先生は、
ダヘ:「1年目がミスをすると 私が怒られるのよ。私に迷惑を掛けないよう しっかりやってね」
変わり者ばかりの中で、まともなのはウンミ先生とク先生(ドウォン)だけだと、レジデントたちは噂する。
姉夫婦の妊活も順調で、今回は”胚”が4つもできたという。 気分転換に旅行へ行くという姉を気遣い、イヨンは定期預金を始め、ドウォンは好物のパンを買ってイヨンに託す。
イヨン:「私も好きよ。お姉ちゃんよりね」
ドウォン:「今度買ってあげる」
イヨン:「“今度”っていつよ。口だけなのね」ドウォン:「あの…一緒に食事する?」
イヨン:「行く」
ドウォン:「予定の確認は?」
イヨン:「大丈夫、行けるわ」ドウォン:「電話だよ」
イヨン:「メニューは?」
ドウォン:「電話だ」
イヨン:「どこで食べる?」
ドウォン:「オ先生、出て」
イヨン:「はい」
インターンの失敗でサビが怒る。
サビ:「何がいけないのか教えるべきよ」
ジュエル:「ウンミ先生を見習ったんだ」
患者の娘がジュエルのファンだったことが発覚。
ジェイル:「お母さんは良くなりますよ」
娘:「ええ、そんな気がします」
その様子をサビは冷めた目で見つめる。
ミョン先生は、超音波検査を再度するようイヨンに指示し、
ミョン先生:「私が特別に 指示したと伝えてね」
そして、ミョン先生は帰宅していたが、撮影が続いていると知り、ビデオ通話で対応する。
ミョン先生:「論文の件で外出してるんですが、心配になったんです」
妊婦:「電話までくださってありがとうございます」
ミョン先生:「何かあればすぐ報告させます。夜中でも駆け付けるのでご安心を。オ先生、1時間ごとの様子を報告して」
婦人科の見学と勘違いして、泌尿器科に行ってしまったインターンにも、ジェイルは怒らず対応する。
サビ:「自分は棚に上げて私ばかり責める」
イヨン:「働かない人よりマシよ」
サビ:「質問したら“無知ね”と怒られるのよ」
イヨン:「私はいつもやり直しばかり」
ナムギョン:「静かにして」
ジュエル:「先輩たちも苦労してるんだ」
ジュエルは患者の娘にサインを書きながら、
ジュエル:「サビ、見てたよな。説明して」
サビ:「ハローガールがいたの」
イヨン:「ハローガール?」
サビ:「ファンネームよ」
ジュエル:「解散した時は大泣きしたと」
ナムギョン:「何ボーイズだか知らないけど、医師を続けたいなら仕事しなさい」
ジュエル:「先にファンミーティングを。一緒に行く?」
サビは、患者の出血に対する見解をめぐり、チョ教授に直接電話する。
チョ教授:「何のために先輩がいるんだ。電話する1年目も 面倒を見ない2年目も どうしようもないな。2人とも 心を入れ替えて仕事しろよ」
妊婦の陣痛が始まったが、ミョン先生とは連絡が取れず。 インターンは食事中で状況がわからないまま。
インターン:「1年目のレジデントで 優しいんだ。イライラしないし 怒りもしない。仕事もやってくれるし、ミスもカバーしてくれるんだ。何と言うか…扱いやすいタイプだ。放っておけば 全部やってくれる」
その会話を、ドウォンとジェイルが後ろで聞いていた。
ドウォン:「今から俺が叱ってやる。連れてきて謝らせようか?」
ジェイル:「やらないくせに」
ドウォン:「インターンにとっては 間違いを教えてくれる人が必要なんだ」
ジェイル:「僕は違います。怒られるより “同じミスをしなければいい”“先輩が悪い”と言われるほうが より頑張ろうと思えました」
ドウォン:「誰の話だ」
ジェイル:「ウンミ先生です」
ドウォン:「それは…君が従順だからだよ。君がウンミの善意に感謝できるから 成り立つんだ。そういう人は病院に少ない。間違えたら叱り、正解したら褒める。そうしてるうちに、いつ叱るべきか⸺基準が分かってくる。それだけでも後輩は喜ぶよ」
3時間以上苦しむ妊婦。イヨンに
ミョン先生:「オ先生 なぜ手術室に運ばず⸺胎児に危険が及ぶまで 放っておいたの?急いで手術室に運んで」
出産後、
ミョン先生:「頑張ったけど手術するタイミングを 学ぶべきね。質問があれば いつでも聞いて」
カメラマン:「いい映像が撮れました。スリル、感動、名言が 詰まってます。いい番組になりますよ。
ドウォンは「俺も大好き」と書かれたメッセージカードと花束を準備していたが、花屋が事故に遭い台無しに。
サビ:「申し訳ありません。私が間違ってました」
ダヘ:「好き勝手やるくせに、なぜ私の意見を聞くの? 賢いんだから、自分で判断して」
サビ:「ただ謝るだけでなく、どうすべきか考えたんです。だから、私の疑問が解決するまで⸺とことん聞きます。疑問点がなくなるまで…」
ダヘ:「やめて。もう質問してこないで。私も知らないのよ。でも後輩に聞かれて、知らないなんて言えない。」
サビ:「あの…その本の内容は聞きません。完璧に理解してます」
ダヘ:「笑わないで。まだ怒ってる。まだ説教中よ」
“退職理由:ミョン・ウンウォンの理不尽な態度にこれ以上耐えられません。よって退職を希望します。”と書くイヨン。
ナムギョン:「惜しくないの?冬のボーナス。・・・あと2ヵ月よ」
イヨンはドウォンに、食事をキャンセルされ、レジデントたちと一緒にカラオケへ。
ジェイル「俺と来たら これを聴かないと」
ジェイルが“ハイボーイズ”の曲を歌い出すと、なんと 酔ったサビが一緒に踊り出す。
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その夜、公園ではドウォンがひとり待っていた。
ドウォン:「店の予約が取れてなかった。花束も買ったのに ダメになったんだ。カードも準備して…置いてきたみたいだ。だから、これしか残ってない。俺は…イヨンが…好きだ」
イヨン:「私を好きなの?本当に?告白したの?」
ドウォン:「ああ」
イヨン:「私は…何度も言ったから、知ってるでしょ?じゃあ…」
ドウォン:「俺と…」イヨン:「お姉ちゃんには秘密に。お姉ちゃんが妊娠できたら伝えるわ」
ドウォン:「君の言うとおりにするよ」
ふたりはようやく気持ちを確かめ合い、ジュヨン夫婦が旅行に行っていたことを思い出す──。
番組は無事に放送されたものの、やっぱり主役はミョン先生だった。帰りに、イヨンはそっと回転ドアで小さな反撃を決行。何気ない顔でやってのけた。
【みかおばさんのひとりごと】今回はやっぱり、サビのまさかのダンスに深夜の“みかおば”大爆笑!
1年目の葛藤や、先輩たちの背負っている重圧──それぞれの立場ならではの苦労がリアルに描かれた回でした。
そして何より、イヨン&ドウォンカップルの今後がますます気になります♡
【第10話 あらすじと名セリフまとめ】
PPH(分娩後異常出血)によって、ひとりの患者が亡くなってしまう。
PPHになる産婦かどうかは、事前に予測できない。だからこそ、もっと「スタディ(勉強)」の時間を確保しようと動き始める。
しかし、コン教授が用意したPPHの資料を見て、イ教授は「これではダメだ」とバッサリ。
その後、手術のスケジュールを巡って、イ教授とコン教授の間でひと悶着。
コン教授の手術日程を調整するナムギョンは頭を抱える。一方、イ教授の調整役を任されたイヨンもまた、板挟みに――。
イヨン:「本当にムカつく。自分たちで決めてよね」
ナムギョン:「あの2人、最近様子が変よね」
イヨン:「何が?」
ナムギョン:「ライバル対決よ」
一方、サビは珍しい産科の手術を見学しようとしていたが、婦人科のチョ教授は、自分の手術を見に来たのだと勘違いする。
チョ教授:「今は婦人科の担当だよな?」
サビ:「子宮後屈は珍しいので見たいんです」
チョ教授:「あいつ ナメてるな」
カラオケの後から、ジェイルはどこかサビのことを気にしている様子。
本人は否定するが、ナムギョンには見抜かれていた。
ナムギョン:「付き合ったら 真っ先に教えてね。他の人から うわさを聞いたら悲しいわ」
そんな中、イヨンにドウォンから電話がかかってくる。駐車場で待っているらしい。
イヨン:「見られたら大変よ」
ドウォン:「同じ方面だと思うだけだよ」
イヨン:「同期には先に言ったほうがいいでしょ。でもどう説明すれば?お義兄さんの弟だから、実は同居してて、前は違ったのに今は恋人に…考えるだけで頭が痛い」
ドウォン:「友達だろ、後で知ったら悲しむよ」
イヨン:「恋愛なんかしてるから、ミスすると思われそう。迷惑を掛けるわ⸺ダーリンに」
ドウォン:「何て?」
イヨン:「ダーリン。私のことは“ちゃん”付けで呼んで」
ドウォン:「照れくさい」
イヨン:「病院での態度は堂々としてるのに」
ドウォン:「じゃあ…イ…イヨン…やっぱりできない」
新生児ベッドの確保をめぐって、イヨンとナムギョンはまたも競い合っていた。
ソ教授とコン教授、どちらの産婦のベッドを優先するか――現場は緊張続きだ。
サビは、術後の患者対応のことで、再びチョ教授から怒鳴られる。
その様子を見ていたジュエルが 声をかける。
ジェイル:「どうやら君は 目を付けられたようだ」
ある日、イヨンとドウォンがふたりでお弁当を食べていると、ミョン先生が現れる。
イヨン:「広い病院なのに、デートする場所がない」
ドウォン:「デートは外でするものだ」
イヨン:「忙しくて、そんな暇がないわ。家にはお姉ちゃんたちがいるし」
ドウォン:「今週末も出勤だ」
イヨン:「夜に非常階段で会う?誰も来な…」
ドウォン:「すでに満席だ」
イヨン:「どうすれば?」
ドウォン:「9時半以降に暇になる。あそこに行こう」
そんな中、またもや超音波のスケジュールをめぐってイヨンとナムギョンがぶつかる。イ教授とコン教授の両方から電話が入るという最悪のタイミング。
さらに、チョ教授とサビが患者を回診していると、絶食の患者が食事をしようとしていた。実は外科のレジデントのミスだったのだが、怒鳴られるのはやはりサビだった。
その場にいたリュ教授が、静かに口を開く。
リュ教授「言えばいいのに。“私じゃない”と」
サビ:「怖いんです」
リュ教授:「あれは教授が悪い。君は悪くないから、堂々としてろ」
サビ:「はい」
リュ教授:「元気を出して。何かしてやりたいが…私が処方しておくから、コーヒーを飲んでこい」
サビ:「いいえ」
リュ教授:「違うんだ。私も飲みたいから、ついでに買ってきて」
サビは嬉しそうにコーヒーを見つめていたが、ジェイルが一口飲んでしまい、思わず本気で怒る。
相変わらずバトルは続いている。
イ教授:「イヨン、明日の超音波検査は遅らせないでね」
コン教授:「ナムギョン、明日の超音波検査は25人?外来は5時までよ。遅らせないで」
イ教授:「産科病棟に空きが出るから…」
コン教授:「私が使う」
イ教授:「それを言おうとしたの。私が使う」
コン教授:「婦人科病棟の妊婦を移動させなきゃ。分かったわね」
イ教授:「私の妊婦も婦人科病棟にいるの。よろしくね」
その後、イヨンはジュヨンのいる”不妊治療センター”に向かった。夫に代わって付き添ったのだが、結果はまたしてもダメだった。ふとした拍子に涙がこぼれる。
ジュヨン:「一生懸命に なりすぎたみたい」
院内の銀行の椅子に座るサビを見かけたジェイル。チョ教授からの電話を代わりに受け取ったあと、そっと言う。
ジェイル:「1人でいたいなら、昼はここに来て。夜はあそこに」
サビ:「どこ?」
ジェイル:「誰も来ない所。静かなんだ」
その頃、「賢い医師生活」のイ・イクジュン教授が接着剤で手がくっついてしまったという理由で救急に登場。チェ・ソンファ教授も姿を見せる。
またしてもサビがチョ教授に怒鳴られていた。リュ教授が今度は真正面から止めに入る。
リュ教授:「科長。手術室のことだけ注意すればいいでしょう。関係のないことまで言う必要が?」
チョ教授:「何だよ、誰に向かって…」
リュ教授:「教授です。私はチョ教授に言ってるんです。ミスをしたら叱るのは当然です。でも⸺叱る内容や場所にも気を使ってください」
チョ教授:「指導してやってるんだ」
リュ教授:「どこがですか?チョ教授、給料をもらう資格がないとか、産科だけに注力してるとか、それが指導ですか?サビ先生も、何が悪かったのか十分分かってるよな?」
そこへドクターヘリで、大量出血の産婦が搬送されてくる。処置にあたるイヨンとナムギョン。しかしナムギョンは呆然として動けない。
イヨン:「ナムギョン しっかりしてよ 私も怖いの」
そこへイクジュン教授が登場。指示を出して現場をまとめ、コン先生も手術に加わる。
手術は無事成功。母子ともに助かり、緊張が解けたイ教授とコン教授は、ぐったりしながらもひと息つく。
イ教授:「ねえ」
コン教授:「何?」
イ教授:「手術の記録をして」
コン教授:「1年目に頼んでよ」
イ教授:「覚えてるわけないわ。何とか平常心を保ってる。助手が書くのが常識よ。私は執刀医」
コン教授:「驚いて気が動転してるの」
イ教授:「医師を何年やってるのよ。今さら驚くなんて」
コン教授:「私のことを言える立場なの? 緊張で手を震わせてたくせに」
イ教授:「震えてたら完璧にできない」
コン教授:「何が完璧よ」
リュ教授はそれを見て、呆れたように言う。
リュ教授:「いい加減にしろ “ありがとう” そう言えばいいのに。20年もの間 ケンカばかりしてる まったく」
イ教授:「お礼を言うわ」
コン教授:「何よ。嫌になっちゃう」
その後、サビはリュ教授の手術を見たいと言い出す。婦人科の手術にも興味を持ち始めたようだ。
外来が終わった病院の暗い廊下を、イクジュンとソンファが歩いていく。
イクジュン:「夜は外来がないだろ?でも “恋するゴキブリ”たちは ここで こっそりデートしてる。教授が忘れ物を取りに来て、電気をつけると ゴキブリみたいに逃げるんだ。隠れてデートしてる奴らが 520人はいる」
ジェイルとサビはチュロスを2人で食べようとし、別の診察室ではイヨンとドウォンがふたりきりに。そして忘れ物を取りに戻ったジェイルが、ふたりの姿を目撃してしまう――。
【みかおばさんのひとりごと】今回はなんといってもリュ教授がかっこよかった!!
ジェイルの気持ちにまったく気づいていないサビ。思わず笑ってしまいました(笑)
そして、あの軽快な“ジョンソク節”が聞けて、本当に懐かしかった…!
普段はぶつかることもあるけれど、みんな患者を思う気持ちは同じ方向を向いてる。
そんな姿に、いいチームだなって改めて思いました。
【第11話 あらすじと名セリフまとめ】
ドウォンは以前から考えていた引っ越しのため、イヨンと不動産屋を訪れる。そこに現れたのは「賢い医師生活」でおなじみのト・ジェハク(チョン・ムンソン)先生。彼は売りに出している自分の物件をやたら勧め、怪しまれてしまう。
その後2人は食事へ。ドウォンはわざとらしくイヨンの指輪サイズを測ろうとし、イヨンはお揃いの靴をプレゼント。しかしその場で、近くの席にいた客が喉を詰まらせ意識を失う。2人が心臓マッサージを行い命を救う。この一部始終は店のカメラに記録されていた。
翌朝、イヨンは早朝出勤に合わせてドウォンと行動を共にする。すると、じゃれ合う様子を新しく勤務する看護師・イ・チェリョンに目撃される。
看護師:「朝のことは秘密ですよね」
イヨン:「ええ お願いします」
ドウォンの姿を、昨晩 外来で見てしまったジェイルは
ジェイル:「先生 ご心配なく。こう見えても 僕は義理堅いんです」
ナムギョンは、レジデントが誰も来ないと、1年めの仕事もナムギョンたちがするという過酷な事実を聞かされる。
ウンミ:「どうにかして ギオンを誘い込みましょ 私たちで」
ナムギョンはタク・ギオン先生に、産婦人科は男性医師が意外と人気だと説得するが、
ギオン:「もともと興味がないので」
と、あっさり返されてしまう。
そんな中、出産間近のクム教授は、自らのお腹の赤ちゃんでイヨンに超音波の実習指導を始める。
ナムギョン:「教授が担当なんて ツイてないわね」
サビ:「上司が出産するのか。縫合ですら ミスできないわね」
イヨン:「気が重い」
医局室でチュロスを食べるイヨン・ナムギョン・サビ。サビは以前ジェイルと夜の外来で食べたと話し、こうつぶやく。
サビ:「ジェイルが誰かを見たって」
イヨンは思わず真っ青に。
一方ジェイルは、手術後に休もうとするがベッドが空いておらず分娩室で就寝。目覚めると足がしびれて動かない。サビに助けを求め、車椅子で行動し始める。
サビ:「手が掛かる人ね」
サビに車椅子を押してもらいながら、ジェイルはサビの予定に合わせようとするが、コーヒーをこぼして立ち上がり、仮病だとバレてしまう。
イヨンは姉夫婦と焼肉へ。ドウォンが来られないことを心配していると、
ジュヨン:「彼に借金を?いくら借りた?」
姉夫婦は、2人の仲を全く気づいていない。
そこにナムギョンが偶然合流。イヨンの病院での様子を心配する姉ジュヨン。
ナムギョン:「任せてください ご心配なく お姉さん」
その後、サビを見かけて、避けてしまうジェイルだったが
サビ:「急に感覚が麻痺(まひ)した場合 後遺症はないみたい」
ジェイル:「昨日は少し痛かったけど、今日は平気だ」
サビ:「昨日も平気だった。力が入らないと言いながら 走ってた」
ジェイル:「細かく追求せずに 見逃してくれよ」
サビ:「心配だっただけよ」
そんな中、産婦が臍帯脱出で緊急手術に。ナムギョンが声を荒らげる。
ナムギョン:「さっさと動いて 家族を呼んで同意書を」
ギオンに余裕を見せるどころか怒鳴ってしまう。
クム教授も陣痛が始まるが、担当患者やインターンのことが気がかりで、イヨンに指示を出し続ける。ついにイヨンは、
イヨン:「私からも お願いがあります。出産に集中してください」
一方、ジェイルが患者に点滴を打とうとしたとき、患者の妹が突然取り乱した。
同じような処置のあと亡くなった人の話を聞いていた彼女は、すべてを「死の前兆」と受け取ってしまっていた。
点滴もベッドの移動も、望みのない延命のための行為だと思い込み、不安と恐れでいっぱいになっていた。
ジェイルは、そんな彼女にひとつずつ丁寧に説明していった。
そして、ジェイルは頼まれた遺影の写真を撮り、最後に患者とその妹の笑顔をカメラに収めた。
一方、クム教授が帝王切開に変更を指示。戸惑うイヨンをフォローするのは、新人看護師だった。
実は彼女、以前イヨンが別の病院でセクハラから救った相手であり、その結果イヨンは退職していた。
手術中、イ教授からこう告げられる。
イ教授:「1年目に縫合してほしいと、クム教授が望んでる」
イヨン:「そんな…」
イ教授:「出血も少ないし 赤ちゃんも健康よ。あとは縫合するだけね」
イヨン:「私は遠慮します。力不足ですから」
イ教授:「そう言うと思って黙ってたの。こんな機会は めったにない。私たちが見てる。習ったとおりにやって。心配ないわ」
イ教授:「イヨン 執刀医の位置に」
サビは、イヨンとドウォンが同じ住所に住んでいることに気づき、ナムギョンも 姉のジュヨンとドウォンが会話をしているのを目撃。そして 店の映像の中の2人がドウォンとイヨンだと確信する。
ナムギョン:「親戚で」
サビ:「同居してて」
ジェイル:「付き合ってる?」
そのとき、イヨンが部屋に入ってくるーー。
【みかおばさんのひとりごと】イヨンの縫合シーン。医師たちのまなざしが温かくて胸がじんとしました。いよいよ次回最終回。2人の関係はどうなるのか? サビとジェイルの関係も? インターンたちは? そしてまだ登場していないカメオ出演も。期待が高まる一方です!
【最終回 あらすじと名セリフまとめ】
ナムギョン、ジェイル、サビに問い詰められたイヨンは、ついにドウォンとの関係を打ち明ける。
イヨン:「病院には秘密にしてほしいの」
ナムギョン:「分かってる。うわさになっても大変だしね」
サビ:「話す人もいないわ」
しかし、職員たちはみんな、もうとっくに気づいていた。「見たらわかる」と。
産科では、次期教授を2人に絞り、ミョン先生の名も候補に挙がることに。
一方ジュヨンは、親友の子の1才誕生パーティーに誘われたものの、素直に祝福できず断る。
ジュヨン:「招待するなんて無神経よ。気を使われるのも 心配されるのも腹が立つ。でも一番 嫌なのは嫉妬して 意地悪な態度を取った私よ。妊娠を望んだせいで⸺身も心もズタズタだわ」
それでも夫は静かに寄り添ってくれた。
12月31日、病院は分娩に急患に大忙し。
「元日の0時に産めば大統領になる」という言い伝えにこだわる産婦に、イ教授は優しく言う。
イ教授:「誕生日を決めるのは 赤ちゃんです。合図でいきみますよ。せーの」
その後、イヨンは焦って胎盤を無理に引っ張り、へその緒を切ってしまう。
ナムギョンの元には、がんの再発で呼吸困難になった患者が。
それはかつて、初めて担当したヨムさんだった。
逃げ出したナムギョンを病院に引き戻してくれた大切な人。
ナムギョン:「静かな所で1人でいるのが好きなのに 今日に限って…ヨムさん 弟さんが来るそうです。教授も来ますが、あまり良くない状況です…蘇生処置拒否指示のとおりに…他にできることがなくて⸺今はテキパキと仕事をこなしてて…よく褒められるんですよ。感謝してます」
ヨムさんが聞いていた聖歌をそっと流し、最期を見守る。
一方、ライブ配信で“元旦に出産します”と宣言していた産婦は、23時2分に出産。
産婦:「先生 産まれてすぐなのに⸺かわいいわ」
その後、イ教授はイヨンに声をかける。
イ教授:「今年最後の機会よ 挑戦する?」
今度は落ち着いて、へその緒を切らずに胎盤を出すことができた。
勤務後、イヨンは呼び出され、イ教授からお酒をプレゼントされる。
イヨン:「特別な日に飲むお酒では?」
イ教授:「今日がその日よ。願いがかなったと言ってたでしょ。縫合も胎盤を出すのもうまくできてたわ。辞めることばかり考えてたのに」
イヨン:「大したことはしてません」
イ教授:「あなたにあげたいの」
そんななか、また産婦の陣痛の知らせが入り、勤務外にもかかわらず、イヨンは再び現場へ。
イ教授:「赤ちゃんが出てくるわ。取り上げて」
イヨン:「はい?」
イ教授:「急いで」
イヨン:「はい」
イ教授:「次のいきみが最後ですよ」
イヨン:「肩が出ました」
イ教授:「片方で首を支えて 片方は背中を お尻のほうへ」
イヨン:「赤ちゃんが出てきました⸺こんにちは」
イ教授:「よくやったわね。元気な赤ちゃんですよ」
イヨン:「お母さんは ナム・ソリさんですね。2024年1月1日 0時ちょうどに産まれました」
イ教授:「本当?めでたいですね」
ジェイルは痛みで眠れない患者の話し相手になり、さらにサビの読んでいた論文を参考に実践してみると、なんと痛みが激減。
その様子を見たチョ教授は、ジェイルに論文執筆を命じる。
ダヘ:「やれやれ やっと一人前になったわ」
ジェイル:「今のインターンたちよりはマシだったでしょ」
ダヘ:「確かに。誰だったか覚えてないけど…鼻水が出る患者を見て “頭蓋骨骨折です”“大動脈解離を発見しました”と言うの」
ジェイル:「それは⸺僕です。僕の話かと」
手術中のリュ教授も、無事に手術を終えこう声をかける。
リュ教授:「うまくいった。一時はどうなることかと思ったよ⸺それから皆さん ハッピーニューイヤー」
ウンミ:「0時を過ぎてるわ。ハッピーニューイヤー」
サビ:「おめでとうございます」
リュ教授:「サビ先生も 患者が目覚めたらこう言おう。“最後にお会いしたのは去年でしたね”“お久しぶりです”“見違えるほど元気になりました”⸺ダメか」
ウンミ:「笑って」
リュ教授:「無理するな。つまらないんだろ。でも冗談を言えば患者も笑顔になるし、元気になって⸺回復も早くなる」
その頃、ヨムさんは弟に見守られながら、静かに息を引き取る。
弟:「姉さん 母さんによろしく。また会おう。その時はずっと一緒にいよう」
ナムギョン:「2024年1月1日 0時15分」ご臨終です」
涙をこらえながら、ナムギョンは死亡診断書を書いた。
その直後、駐車場で破水した産婦が搬送される。
そこには偶然、あの「賢い医師生活」のヤン・ソッキョン教授が。
ソッキョン教授:「ベッドから落ちることはない 安心して取り上げて」
ナムギョンが赤ちゃんを取り上げ、0時24分に元気な男の子が誕生した。
その頃、サビの患者ソさんも目を覚ます。
サビ:「最後にお会いしたのは去年でしたね。お久しぶりです⸺おっと 見違えるほど元気になりました」
ソさん:「新年を迎えたのね」
サビ:「笑うと回復が早いそうなので⸺笑いましょう」
帰り道。サビとジェイルはついに想いを交わす。
サビ:「私が好き?自分なりに推理してみた。カラオケやチュロスのこと。車椅子に乗った時だって 痛いフリをしてたでしょ」
ジェイル:「おい 問い詰めるのは よせ。もちろん⸺好きだよ。君の推理は間違ってない。君が⸺好きだ。君は? 俺を好きなら…」
サビ:「いいえ。あなたが気になるし 一緒にいたいけど 付き合うのは早いわ。1年ほど様子見するのが 私のルールなの」
ナムギョンとギオンのやりとりも微笑ましい。
ギオン:「産婦人科に決めました」
ナムギョン:「本当?心変わりしないで。決まりだからね」
ギオン:「はい」
ナムギョン:「いい決断よ 後悔させないわ。私が優しくする」
ギオン:「はい。お願いします」
ギオンは、そっと握った手を離さなかった。
そして、イヨンとドウォン。
イヨン:「まだ1月1日よ。あと20分 残ってる。ハッピーニューイヤー」
ドウォン:「…ハッピーニューイヤー」
イヨン:「今日はずっと 仕事に追われてたわ」
ドウォン:「ところで… 大丈夫?」
イヨン:「何が?」
ドウォン:「シートの下を見て。カッコよく渡したかったのに」
イヨン:「なぜ指輪をくれるの?」
ドウォン:「好きだから」
ジュヨン夫婦は、子供を持たない人生を選ぶと決める。
ジュヨン:「もう…やめます。子供がいたら幸せでしょうね。母親たちは 子供を産むことで 存在価値を見いだします。“子供がいる幸せを 味わうべきだ”と母親たちは言いますが、
私が証明してみせます。未完成だとしても それなりに幸せですよ。子供がくれるはずの幸せを 自分たちで埋めていきます。これ以上 自分を恨まず、大事にしながら 幸せに暮らします」
最後はイム・ドンジュ教授の退任式。
イ教授:「こうして机上で話している 私たちよりも、現場で働く職員のほうが よく知ってるはずですよね。そこで彼らの意見を 参考にしました。結果ではなく、ゴールに到達する過程で 誠実に向き合う先生を教授に任命します。産科の教授は⸺この先生に決めました」
新教授に選ばれたのはチュ・ミナ先生。夫のヤン・ソッキョン教授も駆けつけて祝福する。
そして、産婦人科2年目の医局。
ジェイル:「遅いぞ。コーヒーは そこに」
イヨン:「ありがとう」
サビ:「読まない本は 1年目にあげる?」
イヨン:「ダメ 読むわ」
ナムギョン:「新しい服を買ったの?」
イヨン:「前から持ってた」
サビ:「ペンを知らない?」
ジェイル:「ほら」
ナムギョン:「昼はトッポッキね」
サビ:「賛成」
ジェイル:「激辛にしよう」
ナムギョン:「当たり前よ」
ジェイル:「イヨンも食うだろ?」
イヨン:「変わらないわね。相変わらずよ。うれしい」
ジェイル:「何だよ。早く来い」
サビ:「後でね」
イヨン:「私もうれしい」
電話がなる。
産婦人科2年目 オ・イヨンです
最後に
【みかおばさんのひとりごと】おばさんごとですが──
1人目を授かったとき、早産しかけて入院したことがあります。
同じ病室には、妊婦さん、出産を終えた方、そして病気で入院されている方もいて。
うれしさだけではない、複雑な感情が混じる、あの独特な空気。
今でも、そのときの光景をはっきり覚えています。
今回の最終回も、まさにそんな“命の交差点”のようでした。
去っていく命、産まれてくる命──相反する瞬間に触れながら、「これが人間なんだ」と、自然と涙が込み上げてきました。
レジデントたちの一生懸命な姿、そして確かな成長。
まさかのカップリングにキュンとしたり、
患者さんひとりひとりにも“人生”があって、胸が熱くなったり。
カメオ出演に懐かしさとホッコリをもらって、
そして何より、悪役(?)をひとりで背負ってくれたミョン先生には感謝…笑。
個人的には、ダヘ先生やジュヨン夫婦の描写もリアルで、とても好きでした。
またいつか、みんなに会えますように。
韓国ドラマ、バンザイ🙌
幸せな時間を、ありがとうございました。
※当記事はNetflix配信ドラマ『いつかは賢いレジデント生活』の内容をもとに、印象的なセリフや場面を引用しつつ、個人の感想を交えてまとめたものです。

~大事なことは韓国ドラマから~韓国ドラマは、自分の“何でもない人生”を、そっと肯定してくれます。
次はどんな名言が飛び出すのか、どんな言葉で心を救ってくれるのか──。
ここに書いたことに、少しでも共感してもらえたら嬉しいです☺️
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