モウムは隠れて 消費期限は切れる
ソンニュ家の屋上。フランス語で書かれた料理の本。（小さい頃フランスにいた）スンヒョに読んでもらい、それを録音するソンニュだが、聞きながら眠ってしまう。その寝顔を見ているスンヒョもいつの間にか眠ってしまう。
スンヒョの首に何かが反射して、虹のようなものが映っている。触れようとするソンニュ。スンヒョが目を覚ます。互いには恥ずかしくなって、スンヒョは、階段を降り、出ようとする。そこに、モウムが入って来て、スンヒョは扉で、頭を強打する。
コンビニで氷を買って冷やしながら、「元彼が去って ソンニュは大丈夫？」とモウム。「あまりに泣くからかわいそうで 返事を強要できなかった」とスンヒョ。
一方、屋上に残されたソンニュは「泣きすぎたかな 未練があるみたい？ だから牛乳の話を出さないの？」
モウムから渡されたサイダー。「あんたとソンニュの間にそういう活性剤があれば スッキリ 爽やかに解決するのに」
そこにダンホが通りかかる。すると、モウムは逃げるように帰ってしまう。
そのあとの
スンヒョとダンホの会話が
面白かったです♡
後にモウムは、母がヨンドゥの家政婦を引き受けたことを知る。
”きっとヨンドゥのママと
私のパパが天国で会ったのよ
だから私たちを
引き合わせてくれた”
スンヒョは自分のアトリエで、捨てられない牛乳を眺め、ソンニュは部屋で、スンヒョから送られてきた牛乳の写真を見ながら・・・互いに電話しようかとスマホを持ち・・・
そうしてるうちに、日付は変わるのだった。
スンヒョ家 久しぶりの食事
ミスク（ソンニュ母）が作ったボールいっぱいのビビンパ。ソンニュの家族と一緒に食事するスンヒョ。冷蔵庫には4人の家族写真。ソンニュには当たり前の光景だが、スンヒョは羨ましかった。
母から「家族で食事しよう」と電話があり、スンヒョは嬉しくて予約を取る。しかし、両親から聞かされたのは、母の辞令と「離婚する」という言葉だった。スンヒョは「2人の人生だから」と言い、急ぎの用があったと、食事の途中で帰ってしまう。
店から電話があり、ソンニュが迎えに行くと、そこには酔い潰れたスンヒョが・・・
今日
夢がかなったのに…
俺はいつも
お前の家に行くと
羨ましかった
『家族写真』
うちには何でもあるけど
それがない
いや 違う
何でもあるようでいて
何もない
離婚するらしい
いつも恐れていた
こんな日が来そうで…
やっぱり大人になっても
親の離婚は傷つく
それぞれの人生があるのは
よく分かっている
なのに
それでも
2人が別々に
幸せになるよりも
一緒に幸せになってほしい
家に帰りたくないと言うスンヒョを会社まで送る。冷蔵庫を開けると、あの時の牛乳が。「捨てるのを忘れてた」ごまかすように、昨日の話をする。
両親に自分の気持ちを
正直に話して
母が去ったあとで
悲しむよりも
”行かないで”と
ちゃんと言って
チェスンが泣いてる姿は
つらい・・・
へスク(スンヒョ母）いなくなる
ミスク（ソンニュ母）の所に、明日出発すると、ヘスク（スンヒョ母）が来る。追いかけるソンニュ。
スンヒョが悲しんでいます
スンヒョは
おばさんを
ずっと待ってました
終わりのない
かくれんぼのようでした
誰にも見つからないように
隠れたまま
見つけてもらうのを
待ってたんです
しかしスンヒョは明日行くという母に、冷たく接してしまうのだった。
朝、アトリエにはソンニュの姿が。「本当に偶然だけど 出てきたの あんたにも家族写真があるね」そこには小さい頃のスンヒョと父母の写真。
その時、父からの電話。母の荷物だけが警察に届いていると。鍵がかかってるスーツケース。番号は結婚記念日だった。中から携帯を取り出し、上司に電話をかける。すると、アフリカ赴任は嘘であり、ヘスクは退職することを知る。そして、最近の異変を聞く。
へスク（スンヒョ母）は、スズラン会の4人で行ったお寺に居た。自分の異変にも薄々勘づいていた。洗濯機にスプーンを入れてしまって故障したこと、サフランとサポニンの言い間違え、そしてミスクのかばんに入っていた英語の雑誌。そして引退の話も。
そして携帯も、スーツケースもないことに気づく。焦るヘスク。なぜここに来たのかも分からない。急いで山を降りようとするが、踏み外して崖に落ちてしまう。
父、スンヒョ、ソンニュで探していると、瓦に願い事が。 “夫と息子を忘れませんように”
そして母の靴を見つける。2人にはまわり道を、父は崖を降りて行く。ヘスクを無事見つけ、「会いたかった」と抱き合う2人。そこへスンヒョとソンニュも。「ごめんね 驚いたでしょ」と言う母にスンヒョは
ひどいじゃないか
離婚も
去ることも勝手に決めた
俺に聞きもしない
なぜ
俺の気持ちを無視するんだ
クリスマスになるとサンタクロースに祈った
”泣かずにいい子にしてるから”
”母…”
”母さんを返して”と
”そして”
”家族で飯が食べたい”と
俺は
いい子になろうと
必死で努力した
でも大人になったから
親の顔色をうかがう必要はない
なのに今でも俺は
親の前だと
7歳の子供のままなんだ
そこからずっと逃れられない
いい大人なのに
バカみたいだよね
俺は今でも
母さんと父さんと飯が食いたい
スンヒョとソンニュが
手を繋いで、母を探すところ・・・
よかったですよね〜
ポチップ
スンヒョ 出張へ
明日から２週間、出張で留守にすると言うスンヒョ。「暇なら遊びに来い」と。
『アンニョン』
窓越しの2人の会話
可愛すぎ♡
ソンニュは退屈でしょうがない。でも、父や母にも料理がしたいことを少し理解してもらえて、料理に精をだす。スンヒョが訳してくれた録音を聞きながら・・・
沈黙の後、フランス語で話してるスンヒョ。音をパソコンに近づけ訳す
”牛乳の消費期限は
今日までだ”
”でも明日も明後日も
俺の気持ちは腐らない”
モウムに車を借りに行く。「どこへ？」「チェスンに会う」
やっと
活性剤が効いてきたかな
『遅い気づき』は
『気づき』へ
