彼の秘密
父のお店で、料理の練習をしていたソンニュ。
スンヒョに告白されて、ソンニュは動揺し、お鍋で火傷をしてしまう。ソンニュの手を水道で冷やしてくれるスンヒョ。
病院に行く?
そこまでひどくない
傷跡が残ったら困るだろ
別に困らない
覚悟はできてるの
料理人になったら生傷が絶えない生活になる
やめろとも言えないし
なんであんたが?
心配だからだ
なぜあんたが私を?
わざわざ聞くなよ
子供の頃からお前の心配をすることが
俺に課せられた使命だった
お前が外でやらかしてないか
おばさんに叩かれてないか
ちょっと
ダメ男にさんざん泣かされたくせに
いつも何かにぶつかって
お前はバンパーカーか
厨房は凶器と鈍器だらけよ
だからケガが心配だ
食事を取ってるか
そばにはいい人だけいてほしいと願う
それが俺の本心だ
だからお前も自分の心の中を
のぞいてみろ
別れて間もないし
彼に会って混乱してるよな
だから猶予をやる
俺はもう答えたけど
お前の答えは待つ
スンヒョの母 (ヘスク)は誕生日。忘れられてると思っていたが、ラベンダーの会(スク姉妹)の4人からのサプライズ。そしてスンヒョからのメール。引き出しには誕生日プレゼントが。
夫はスズランの花を探し回って、やっと見つけて家に帰るが、妻のヘスクが家の前で上司と会ってるのを見てしまう。
スンヒョの家も
訳ありな感じです・・・
ソンニュは、子供の頃プールで、水の中が怖いと嫌がる自分の耳を塞いで、「水の中は耳を塞いだ時と同じ音がする。だから怖がらなくていい」とスンヒョが教えてくれたことを思い出していた。
スンヒョは知らないけど
私のほうが先かも
大昔のことで記憶は定かじゃないけど
不思議なことにあの時の感覚は今も生々しい
でもスンヒョは…スンヒョよ
イカれてる
やらかした
俺が急ぎすぎてた?
負担になったかな
いいや
一度刀を抜いたなら
何か斬らないと
いや
斬ってはダメだったかも
いいや
肝が据わってた
よくやった
本当に偉い
いつまでためらう気だ
あれがベストな告白か?
”おかしくなりそうだ”?
俺がな
”おかしくなりそうだ”?
俺 マジでイカれそう
明日からどうしよう
クソッ
マジでどうにかなりそうだ
いいや負担じゃない
負担じゃない
負担だった
すごく負担だ
明日会わなきゃいい
でも無理だよな
おかしくなりそうだ
もう寝たかな
起きてるみたいだ
まいったな
今 何を?
なんで寝ないんだよ
マジでヤバい
やっぱり言うんじゃなかった
なぜ寝ない?
マジか起きてる
まだ寝てない
・・・眠れなかった
朝、家の前で
よく眠れたか?
もちろん
大の字になってぐっすり眠れた
俺も枕に頭をつけた瞬間朝になってた
いびきのせいで鼻が痛い
歯ぎしりしすぎで顎が痛い
歯ぎしりするの?
今回は2人の会話が笑えます。
次も♡
例の返事だけど今度でもいい?
よく悩んでじっくり考えてみて
そう?答えに賞味期限はないの?
それは…人生にも限りがあるんだぞ
そうかな?それじゃ…
そして、2人はコンビニへ・・・
品物を決めよう 缶詰は?
種類が多すぎる
黄桃 パイナップル コーン ハム ツナ
ツブ貝で
賞味期限が…3年?
3年は長すぎる
サンマ缶は?
・・・
缶 ステンレス禁止
パックご飯は?
これは6カ月 8カ月 1年
ここは?
あんたの”ゆっくり”は生鮮品基準なの?
”今度でいい” ”よく悩め”って
時間より思考の深さが重要だ
この中では乳酸菌飲料が一番長い
発酵食品だし
牛乳にしよう
なぜ私に聞いたの?
一番後ろので
オッケー
普通の牛乳 イチゴ牛乳 チョコ バナナ コーヒーどれがいい?
じゃあこの中で一番短いのにする
ソンニュが料理学校で授業を受けていると、スンヒョからメールが。
”一番後ろから取った”と消費期限の移った『牛乳』の写真。6月29日。たった11日後?!
ソンニュ母は、ヒョンジュンから「話がしたい」とメールが来て、会うことになる。
ヒョンジュン:感謝します お母さん
ソンニュ母:どんな話をするか気になったから来たの
どうして?
お似合いだったのに
なぜ?
浮気じゃないなら理由は何なの?
2人とも口が堅い
人間関係はヒビが入ると簡単には直らない
でも親として未練があるのは、妙だからよ
破談になった2人なのに憎しみが感じられない
ヒョンジュン:一瞬でも憎んだことはありません
今もソンニュを愛してます
それを目撃してしまったソンニュ父は、帰ってきたミスク(ソンニュ母)に怒って問い詰めるが、「翼の折れた娘が 私みたいになったら嫌なの みすぼらしい姿は見たくない」と言われ、何も言えず出ていってしまう。
ソンニュ母:何にも知らないくせに 何よ
ソンニュの弟ドンジンは、生まれつき心臓に穴が空いていて病弱だった。母はドンジンを甘やかして育ててきた。最近、その弟に投資の話を持ちかけられていた。ソンニュに止められてるにも関わらず、ドンジンに送金をする。その帰りに料理学校から出てきたソンニュを見てしまう。
ソンニュが帰ってくると、そこにはスンヒョが。ドンジンに”提案がある”と呼び出されたらしい。「あいつ何考えてるの?あんたまで巻き込んで」と怒るソンニュ。
そこへ父と母が帰って来る。ソンニュのかばんから『韓食調理技能士』の本を見つける。「これは何?」問い詰める母。
ソンニュ:料理がしたいからよ
母:スンヒョは知ってたの?二人でグルになってたってことね
ソンニュ:私の夢なの
父:だからうちの店に入り浸ってたのか こっそり厨房を使おうと?
ソンニュ:資格を取ったら話すつもりだった
父:本気で料理の道に進みたいのか?
ソンニュ:ようやく見つけた私の夢なの
父:たった10年勤められなかった人間が料理人になれると思うか?
ソンニュ:2人とも私に対してひどい
私だけ基準が違う
なぜ私には厳しいの?
ドンジンはどうだった?
サッカーの合宿からは逃亡
楽器をそろえたあげく
音楽の道は挫折
3浪しても大学には行けず
劇団もすぐに挫折して辞めた
私がなぜ努力したと思う?
弟のせいで苦労する親を見て
苦労をかけまいと思ったからよ
なのにドンジンは今も母さんのことを苦しめてる
この子だけ特別扱いで
私は試行錯誤も許されない
なぜ私はやりたいことができないの?
父:でも料理はダメだ
俺が通った道だから反対だ
スンヒョは、「付いてこないで」というソンニュの手を握り、一緒に歩き出す。
いい場所を知ってるのね
人を元気づけたい時のために調べておいた
ねえ
花を見て
白くてポップコーンみたい
お前は花が食べ物に見えるんだな
キャラメルを絡めて食べたくなる
癒されたかな?
スンヒョはテヒと打ち合わせで会った時に、ソンニュに告白したことをテヒに話していた。「私が落ち込むとあなたは、明るい所へ連れていってくれた。そんなあなただから今も忘れられないのかも」
その言葉を覚えていた。
12時過ぎた
あと9日だ
料理の練習ができなくなったソンニュに、スンヒョは会社、社員が退勤した後に使えばいいと言っていた。
映画館の改修工事の下見でポップコーンを見つけて、買って帰るスンヒョ
スンヒョの会社へ向かおうとソンニュ。そこにヒョンジョンが待っていた。そして、両親に一戸建てを建てる相談がしたいと、事務所に入って来る。ミョンウ兄貴と打ち合わせを始めるが、娘のことで緊急事態だと電話があり、スンヒョに任せて帰ってしまう。
スンヒョ:残念ながら、俺は請け負う気はないです
ヒョンジュン:ソンニュから実力派だと聞いていたのに残念です
スンヒョ:ソンニュその名前を出すのも、姿を表すのもおやめに
2人はもう終わった仲です
ヒョンジュン:いいえ 終わってません
簡単に終わるような関係じゃない
スンヒョ:それは一方的な主張です
ヒョンジュン:そのうち分かります
ソンニュと俺が恋人としてどんな関係だったか
スンヒョ:過去はどうでもいいし
彼女の言葉だけを信じます
ヒョンジュン:それは純粋に友達として信じると?
スンヒョ:まさか
ヒョンジュンはソンニュと帰るからと言って、結局居座ってしまう。
2人ともあっちへ行って
邪魔なんだけど
おとなしくしてる
見るだけだ
この状況にイライラするスンヒョ。
スンヒョ:どれぐらい待てばいい?
ヒョンジュン:ゆっくりでいい 待ってる
スンヒョ:ゆっくりで
スンヒョが買ってきた
キャラメルポップコーンの
シーン、笑っちゃいました♡
料理が出来上がって、2人が食べ始めると「お腹が痛い」とうずくまってしまうソンニュ。病院に行こうと2人に支えられるが、「ヒョンジュンさん支えて」とスンヒョの手をふりほどいて、2人で病院へ行ってしまう。
先生に症状を聞かれ・・・
3年前アメリカで手術を受けました
胃がんです
ステージ2で胃の7割を切除しました
抗がん剤治療を
医療記録を看護師に渡すヒョンジュン。
残されたスンヒョ・・・
『彼の秘密 → 彼女の秘密』
”彼”ってヒョンジュンのことでしょうか。
別れたのも、深いわけがありそうで・・・
すんなり引っ付くかと思いきや、
今回はアップダウンがちょっとありました。
最後のスンヒョが辛かった。
”干潟マン”とは順調に進んでます♡