恋はタイミング
さっきの言葉は
どういう意味?
ソンニュの言葉にスンヒョが答えようとしたその時・・・
ソンニュの元婚約者ヒョンジュンが現れる。
お前に会いに来たんだ
会いたかった
何なんですか
話をしてるのに
スンヒョがソンニュを連れて行こうとする。
偶然、その場を見てしまうソンニュの父と母。
この野郎
どのツラ下げてきた
殴りかかろうとする父。
ここでは近所迷惑だと、母はスンヒョを帰らせ、ソンニュとヒョンジュンを家に連れて帰る。
ソンニュの家の前で様子を伺うスンヒョ。そこへ、モウムが通りかかる。状況を聞いて家に入ろうとするが、スンヒョはそれを止める。そして、二人はいつものコンビニへ向かう。
暴れに行こうと言うモウムにスンヒョは
スンヒョ:俺に何の資格が?
余計なことをしてソンニュを傷つけたくない
モウム:いつまでそんなことを言うの?
空回りばかりしていて
結局何一つ得られてないでしょ
スンヒョ:お前 まさか…
モウム:そうよ
タイムカプセルを見た
埋めるのは手紙だけにしないと
気持ちも一緒に埋めたら気づいてもらえない
考えてみてよ
ずっとつらかったでしょ
スンヒョ:まさかソンニュに話してないよな?
モウム:バカね
片思いは自力で抜け出すものよ
私も手助けできない
でも・・・
応援はする
一方、家に連れて帰った元婚約者ヒョンジュンに、母は食事をご馳走し始める。そして
思う存分食べたわよね?
道理は尽くしたから言わせてもらおう
話によると
ソンニュが浮気したそうだけど?
じゃあ
あなたが浮気を?
娘のことは信じてたけど
一応聞いてみたの
もし本当なら謝りたくて
でも違うのね
元婚約者ヒョンジュンに飛び掛かる母。
ソンニュはヒョンジュンを家の外へ連れ出す。
「なぜ来たの?」の問いかけに、「お前を迎えに来た」「愛してるんだ」と言うヒョンジュン。
「私たちは終わったの」「もう来ないで」と答えるソンニュ。
ソンニュは、その夜、モウムの家に泊まる。
モウム:元彼と再会した気分は?
ソンニュ:気になってた?
モウム:だって あの時の話を思い出したから
まだ愛してるの?彼を?
半分だけ正しいわ。愛してるのは彼と過ごした時間。彼からもらったすべてのものを愛してる。でも終わらせるべき愛もあるのよ。忘れようと頑張ってる。彼もそうしないと
モウム:その後、心境の変化はあった?
ソンニュ:意外と平気かも
韓国行きの飛行機に乗るまでは
彼との再会を想像すると
胸が張り裂けそうになった
モウム:よかった
すっかり落ち着いたようね
彼への気持ち
スンヒョはまだコンビニの前
たくさんのビールの空き缶・・・
握りしめるスマホの画面は、”ぺ・ソンニュ”の電話帳
一方、ソンニュもチェスン(スンヒョ)の電話帳の画面・・・
互いに電話をかけようかと悩んでいた。
次の日、ソンニュの母は「二人が愛し合ってるなら復縁してもいいと思う。ソンニュの人生も元に戻るし…」と言い出す。そして、元婚約者のヒョンジュンと内緒でやり取りし、ソンニュに綺麗な服と化粧をさせる。家の前で待っているヒョンジュン。
そこに隣の家からスンヒョが出てきて、送るから後ろに乗れと
その格好は似合わない
頬の色も変だ
あいつに会う気でそんなおしゃれを?
違うわ
母さんが着ろと
おばさんなんて嫌いだ
あいつはどんな話を?
わざわざアメリカから来たのは用事があるからだろ
まさか
復縁を?
つまり その…
図星か
心が揺れてるのか?
久しぶりの再会だから感慨深いだろう
そんな言い方はないでしょ
だって単なる恋人でもなく
元婚約者だぞ
だからと心が揺れるなんてプライドもないのか
自転車を止めて
スンヒョはわざと急ブレーキをかけ自転車を止める。ソンニュは怒って自転車を蹴り飛ばし、歩いて行ってしまう。
その拍子にスンヒョの上着に付いてしまった
ソンニュのファンデーション(笑)
それを見た兄貴のリアクションも(笑)
ダンホと娘のヨンドゥは保育所の帰りに、事故を目撃する。たまたま居合わせたモウムは、運転手を救助する。ヨンドゥは、モウムが仕事が終わるのを待ち、顔についた傷に薬を塗ってあげる。「今日はかっこよかったよ」
そのまま車でダンホに送ってもらうモウム。暑いと上着を脱いだ、Tシャツに書かれていた”干潟守護隊”の文字。渋滞の中、救急車が通れるようにと誘導してくれたヒーロー”干潟マン”はダンホだったのだ。ダンホに「もうケガしないで」と言われて・・・
モウムの心臓が
”トンキドックンドク”
鳴りだしました♡
その夜、母と言い合いになって、外を飛び出すソンニュ。誰かにつけられてると思い勘違いするが、心配して付いてきたスンヒョだった。
驚かせないでよ
騒いだら近所迷惑だ
それが心配?
なんで私を驚かせるのよ
なんで急に走った?
後をつけられてたから
名前を呼んでよ
振り返ればよかっただろ
名前を呼べば安心できた
走る前に確認しろ
やれやれ
これが問題だ
互いに言い訳して
責任を押し付け合う
肝心なことを言えずに
空回りばかりだ
さっきみたいにね
俺が言いたかったのは
そんな話じゃなくて
答えだ
お前が聞いたよな
”どういう意味”かと
その意味は…
言わないで
実は頭の中に
エラー画面が何個も出てる状態よ
フリーズ寸前だから
新しい作業に進めない
だから次にして
今度聞く
いつ?
そのうちね
今は頭の中がいっぱいなの
彼のことで?
それもあるけど
他にもいろいろあって
分かった
答えは保留にする
エラー画面が消えるまで待つ
頭の中が片付づくまでね
私は…
あとにしよう
お前も次にしろ
1つ聞く
今後も彼に会うのか?
ううん
その気はないわ
本当だな?
テヒに呼び出されるスンヒョ。”やかん”のサンプルができたと。食事に行こうと訪れた店には、ソンニュがヒョンジュンが来ていた。
ソンニュはヒョンジュンに「最後に一度だけ飯を食おう」と言われていた・・・
互いの会話を気にしながら食事をする。
テヒ:そういえば
契約の時会った人に
私たちの関係を聞かれたの
”復縁間近の元彼”と答えておいたわ
スンヒョ:なぜそんなウソを?
テヒ:あなたを狙ってるようだから
スンヒョ:会議までに訂正しておけ
二度とウソをつくな
ウソつきは世界で一番嫌いだ
約束を破るのも一種のウソだ
会わないと言ってた人と会うのも・・・
手洗いから出てきたソンニュとエレベーターを待つスンヒョ
会わない約束では?
関係ないでしょ
あんたはどうなの?
テヒのことか?
仕事だよ
だから食事しに
ホテルまで来るんだ
お前は仕事でもないのに来た
ヒョンジュンは「またごちそうする」とソンニュを誘うが「次はない。これで最後だと言うから行った」と車から降りてしまう。
コンペに受かって、高校のプールにいるスンヒョ。
そして担任から、ソンニュが何度も結果を聞いてきたことを知る。
「新しい未来を作るんでしょ。過去とはお別れよ。ファイト」の言葉をきっかけに
テヒの「心を込めて土を練っても焼き上がるまで分からない。完璧な器に仕上がるのかひびが入るのか粉々になるかは窯焚き次第なの」
モウムの「片思いは自力で抜け出すものよ」
ダンホの「昔、200メートル短距離種目で、スタートが遅いと言う欠点を、凄まじい努力で克服した選手がいた。今からでもその選手のように勇気を出してください」
背中を押され、ソンニュに会いに行く。
気持ちを伝えるチャンスは何度もあったはずだ。大人に近づいた高校の卒業式。桜の花が舞う幼稚だった20歳の春。”留学する”と打ち明けられた夜の屋台。そして今だ。
もう先延ばしにしない
待つと言ったのはお前への配慮ではなく言い訳だ
自分にウソをついた
怖くて言えなかった
だから
つまりその…今度こそ言う
”お前のせいで” ”おかしくなりそうだ”
その意味を言う
俺は
お前が好きだ
『すでに恋』
スンヒョはずっとソンニュに恋してた♡
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