昔、スンヒョは留学先のアメリカまでソンニュに会いに行ったことがあった。でもその時、ソンニュには彼氏が出来ていた。スンヒョは思いを告げないまま、それぞれの道へ・・・
グレイプとの仕事が決まり、アトリエでお祝いしようと、料理をするソンニュ。
私は”料理上手の綺麗なお姉さん”
ソン・イェジンに悪い
いきなりクスッとするセリフ。
『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』
よかったなぁ・・・
消すことができないウエディングドレスの写真・・・
モウム：今は大丈夫？彼のことはもう忘れた？
ソンニュ：ううん まだ愛してる
ミョンウ（アトリエ・イン共同代表）は、ソンニュにグレイプとのプロジェクトに入ってほしいと言うが、スンヒョはここまででいいと反対する。そして、通訳をしてくれたお礼にと、高級店で送別会をすることに。料理にイクラが出てきて・・・
ミョンウ：韓国人は嫌いらしい
スンヒョ：俺は好きだよ
ナユン：サケって不思議ですよね。川で生まれて海で過ごし、卵を生む時は川に戻ってきます
ソンニュ：母川回帰本能ですか？理由は分からないそうです
ミョンウ：過去に回帰するとはあきれたよ。広い世界に出たのになぜ戻る？初恋の相手がいるのかな
それを聞いて、スンヒョは食べかけのイクラを兄貴にあげる。
ミョンウ：好きなんだろ？
スンヒョ：嫌いになった
ソンニュ：ウェブ小説が好きでしょ？
ナユン：嫌いじゃないです
ソンニュ：面白い作品はありますか？
ナユン：最近のはやりは”回帰もの”です。後悔してることを過去に戻ってやり直す
スンヒョ：くだらないから読むな。未来に向かって生きないと。なんで回帰する？昔のことはきれいに忘れて。爽やかに生きないと
それでも、グレイプの仕事を手伝うと言うソンニュにスンヒョは
ちゃんと探せ
夢だよ
あれこれ手を出さずに全力投球しろ
俺のことはいいから自分のことに集中しろ
あとで俺のせいにするな
ちょっと
私の誠意をそんな風に…
助けたくて…
必要ない
分かったわよ
私も自分なりに努力してるの
自分の夢は何か毎日考えてるわ
そうか
なら行動に移せ
ちょっと
何か怒ってる？
八つ当たり？
根に持ってる？
社屋の案件が取れなくて？
俺を何だと思って…
その時、スンヒョのアトリエに元カノのテヒがやって来る。皆んなで週末にテヒの作業室へ行くことになるが、ソンニュは遠慮すると言う。
その夜、スンヒョは、ソンニュの父に誘われて、一緒にお酒を飲むことになり、そのままソンニュの家に泊まってしまう。朝になって、弟が寝てると思い、起こすソンニュ。
その状況を見て、誤解をした弟を追いかけようと、スンヒョは足をぶつけて、怪我をしてしまう。
運転できないスンヒョ。結局、元カノの作業室に一緒に行くことになるソンニュ。
一方、今日も仕事が忙しいモウム。救助に駆けつけると、公園で知り合った女の子が倒れていた。手には四葉のクローバーを握っている。そう、病院に駆けつけてきた親は、ダンホだった。
テヒの作業場でみそ作りが始まる。そこでソンニュはみその入ったオンギ（甕）とみそを割ってしまう。
手間暇かけて作っているとわかったソンニュは、捨てるのはもったいないと、お詫びにひっくり返してしまったみそで、醤カルグクスを作る。美味しいと好評で、ソンニュは幸せを感じる。
後片付けをしていると、テヒの腕が傷だらけなのに気づくソンニュ。
それを自慢の傷。夢の跡と言うテヒ。
テヒ：オンギへの情熱が熱かった証拠だから・・・切なくなる。今では私自身への勲章よ
ソンニュ：夢を追う人の話は特別に聞こえます。私は全然追えなくて
テヒ：好きな物は？そう深刻に考えず、好きだったものを追えばいい
ソンニュ：好きだったもの？
テヒ：さっき料理を入れたら、私の器が引き立ったわ
あなたには私のことで熱くなってほしかった
怒ったり
感情に任せてバカなことをしたり
別れても”寝てる？”とメールを送ったりね
でもさっき
怒ってたわソンニュさんに怒鳴ってた
そんな姿は初めて見た
私は嫉妬してたのね
ソンニュさんといる時
あなたは別人みたい
怒りっぽいし
寛容でもない
ダサくて子供だわ
そして彼女を見てる
自分の表情に気づいてる？
笑ってる
ソンニュさんが笑うと
あなたも笑う
夜、眠れなくてソンニュは外へ。自分の服が干してあるのを見つける。みそを倒して、怒鳴ったスンヒョが洗ってくれてたのだ。
スンヒョも同じに眠れず外へ出ると、ソンニュがひとつずつ、オンギを開けて中を覗いている。百年物の種醤油があるらしい。
知りたいの
百年も経った醤油はどんな姿なのか
これを全部開けるのか？
種醤油はどう違うんだ？
真っ黒でいい匂いだとおばあさんが言ってた
手分けして探そう
手伝うの？
私に怒ってるのに
いつ？
不機嫌だったわ
難癖をつけてきたし
イライラしてた
変なこと言うな
モウム：今は大丈夫？彼のことはもう忘れた？
ソンニュ：ううん まだ愛してる
実は、財布を取りに来たスンヒョは、モウムとの会話を聞いていたんですね
醤油だ
もう見つけたのか？
本当に真っ黒な色をしてる
不思議だ
何が？
このかめの中に
夜空が入ってるわ
真っ黒に
輝いてる
探してる途中で詩なんか作るのか
ビビン麺 ノビルの醤油漬け エゴマの醤油漬け
急にどうした 空腹か？
チェスン
見つけたわ
夢というのは大きくなくていい
あんたみたいに自由形は泳げないけど
犬かきぐらいならできるかも
私は
料理がしたい
これを使って
あれこれ作りたいわ
自分の気持ちから逃げてきた
目をそらして否定してきた
でも目の前で笑うソンニュを見て気づいた
彼女を
愛さずにはいられないと
『告白』・・・
ソンニュは”夢”を見つけたようです。
さぁ次はスンヒョの番かな♡
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