54歳になったけど、悩みって幾つになってもあんまり変わらない。自分で成長してないのかと思うくらい。とっくに娘たちも成人して、ママ友とか、部活の親御さんとか、お付き合いはしなくて良くなったけど、仕事ではやっぱり人間関係があって。納得いかないことも。
よく聞くことではあるけど、”人は変わらない”とか”自分が変わった方がいい”とか。それでも相手はそんなこと思ってないのに、なんで私だけが?とか。悔しいとか、わかってもらえないとか。
私の場合、考えないようにすることって、無理なことだけはわかってるので、もうとことん考えるようにしている。
方法としては、ウォーキング。歩きながらがいい。歩きながら、ひたすら考える。黙々と。
わかってもらおうとか話し合おうとかはあまり考えない。相手の立場や正義があるんだろうし。自分の正義を振りかざすのもなぁと。
『合わない人リスト』にポイっと入れておく。最近はそれでいいんじゃないかと思っている。
こないだ時間つぶしに本屋に寄って、ふと目に留まった本。本もめぐり合わせみたいなもの。自分の悩んでいる、求めていることが書いてあるのかも知れないと思って買ってみた。
『こころのおそうじ。読むだけで気持ちが軽くなる本』たかたまさひろさん
この本を読んでみて、幾つか心に留めておこうと思う。
悩みって、その障害がなくなった時ではなく、自分自身がそのこだわりを捨てた時に初めて解決する。人生は思い通りに行かなくて当たり前。他人が自分の気持ちを理解してくれないのは当たり前。苦しみのない人生などあり得ない。
して欲しいことをしてくれないと不機嫌になってしまうことがある。それはもう他人よって自分の感情を取り乱されている。他人に認めてもらいたいという気持ちも、もう既に、他人に心を支配されているということ。他者中心よりも、いい意味で自己チューに。「誰も私を不機嫌にさせることはできない」と考えること。
つまらないことに腹を立てて、心の容量をその『つまらないこと』でいっぱいにしない。つまらないことはすぐに処分する。そうすれば、見えない幸せに気づき、当たり前のことに喜びを感じられる。そいう人が本当の幸せな人だということ。
さあ、明日から、全ては自分のために生きよう。
では、おやすみなさい。
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