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怖かった職場の先輩

今日の出来事
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仕事の合間に近くのスーパーで買い物する。 ”トントン” 肩を叩かれる。あまり肩を叩かれるってない。びっくりして振り返ると、昔、勤めていた職場の先輩だった。

初めて医療事務という仕事に就いた。無知な私は、クリニックの”受付”募集の求人を見て、受付したらいいんやなぐらいしか思っていなかった。面接に来たのが、私が一番だったらしく、それだけの理由で合格となった。でもそれからが大変だった。診療報酬という点数で、病院で支払うお金が決まることすら知らなかった。未経験の私に、初診から再診、その病院で算定する全ての項目を一から教えてくれたのがその先輩だった。もう一人、私より若くパソコンに長けた人もいて、その二人が最も厳しかった。それもそのはず、私は理解力も乏しく、先生にカルテを投げられたこともあった。

ある日、先輩が一緒に帰らず、「先生にお話があるから、先に帰って」と言われた。次の日、先生に呼ばれて、「もっと頑張りなさい」みたいなことを言われた。「辞めるか?」ぐらいなことを促されたかもしれない。あー、昨日、その話をされたんだなとすぐわかった。一緒に働く人皆んなが、頭もいいし、全ての仕事に一所懸命だった。私は少しでも追いつきたいと、「病院によって算定事項が違うし、意味ないよ」と言われたけど、通信教育だけど、毎朝5時に起きて、医療事務の資格(色々あるけど在宅で取れる簡単なもの)を取った。受験以来の、下手したら受験以上に勉強したかもしれない。

そうしていくうちに、その先輩とも距離が近くなって、ご飯を食べに行ったりするようになった。入った当初はご飯なんて、想像もしなかった。その先輩である。

いまだに緊張する。と言うか、久しぶりに変な敬語を使った。(今の職場では、一番古いので、ちょっと自分を出しすぎかも知れないなぁ…)

聞くと、今は同じ科に勤めていた。スーパーの端っこで、〇〇科あるあるに盛り上がる。どこも悩みは一緒やねんなぁと思った。同業者の人と話をするのは面白いし、皆んな頑張ってる。私も頑張らなあかんなぁと励まされる。

「またね」 「さようなら」 と別れるも、また ”トントン”。

「そのシナモンロール美味しいわよ」教えてくれた。

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