こんにちは、みかおばです☺️
私は犬を飼いながら、皮膚科で働いています。
今年に入ってから、マダニに噛まれて受診される患者さんが増えています。「庭の草むらで」「レジャーで山に行って」——そんな方が次々と来られるのを見て、これは犬の飼い主仲間にも伝えなければと思いました。

お久しぶりです〜
今日はちょっと怖い話するよ〜
うちの犬はノミダニ予防薬を飲んでいる。でも…
うちの犬は、春から秋にかけてノミ・マダニの予防薬を飲ませています。
だから犬のことは安心していました。
でも皮膚科の現場で実感したのは、噛まれているのは犬じゃなくて、人間だということ。

どこで噛まれているの?
患者さんの話を聞くと、山奥とは限りません。
- 庭の草むらで草刈りや掃除をしていた
- 公園やレジャー施設でアウトドアを楽しんでいた
マダニは草や葉の先端で獲物を待ち構えています。素肌が触れた瞬間に取り付いてきます。

マダニに噛まれたら、自分で取ろうとしないで!
「ピンセットで取ればいいか」と思った方、ちょっと待ってください。
やってはいけないこと
- ライターで炙る
- ピンセットでひねって引き抜く
- 無理に引っ張る
これをやると、マダニの口器が皮膚の中に残ってしまい、感染リスクが上がります。

絶対自分で取ったらあかんで!
病院ではどんな処置をするの?
皮膚科や形成外科では、局所麻酔をして皮膚ごと切除します。
「え、皮膚ごと!?」と驚かれる方が多いのですが、口器を残さず確実に取り除くためにはこれが一番確実な方法です。
噛まれたと気づいたら、自己処置せず早めに受診してください。

マダニはロシアンルーレット?
マダニ全員が危険なわけではありません。
SFTSウイルスを持っているマダニは全体の数%程度。ただし、噛まれた瞬間はそのマダニが当たりかどうかわかりません。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、感染すると致死率が約27%。特効薬もワクチンもないのが現状です。

数%でも怖すぎる…!
「西日本の話でしょ」はもう通用しない
SFTSはかつて九州・四国・中国・近畿を中心に報告されていましたが、今は静岡・関東・東北・北海道でも患者が出ています。
「うちの地域は大丈夫」という油断が一番危ないです。
犬も他人事じゃない
マダニは犬にも取り付きます。犬がSFTSを発症した場合、特効薬もワクチンもなく、点滴などの対症療法しかできません。致死率は約40%。だからこそ予防が唯一の対策です。
犬のマダニ対策
- 動物病院で処方されるノミダニ予防薬を使う
- 散歩時に服を着せて素肌の露出を減らす
- 帰宅後はブラッシングでマダニを取り除く
- 耳の裏・股・わきの下・指の間を重点チェック
もし元気がない、熱がある、食欲がないなどの症状が出たら早めに動物病院へ。
飼い主も要注意
犬の散歩で草むらに入る機会が多い飼い主も、マダニと接触するリスクが高いです。
帰宅後は自分の体もチェックを。特に足や腕など露出しやすい部分は要注意です。気づかないうちに噛まれていることも多いので、シャワーのついでに全身確認する習慣を。
長袖・長ズボン・虫よけスプレーの活用も有効です。
まとめ
- マダニは山奥だけじゃなく、公園や庭にもいる
- 噛まれたら自己処置せず皮膚科・形成外科へ
- 病院では皮膚ごと切除するのが基本
- SFTSは致死率27%、東日本にも広がっている
- 犬も人間も散歩後のチェックを忘れずに

気をつけてね!
散歩後はチェックしてね!



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